常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

翼のあることば

「諸君狂いたまえ」

平成最後の大晦日,ふと思いついて久しぶりに世田谷区の松陰神社に行ってきました。山口に帰れないお詫びです。 新年の準備がととのった境内に入ると,なぜか背筋がピンと伸びます。達成できなかったことの方が多かった去りゆく年に思いをめぐらしながら,来…

Message from Mr. Koyamamoto

Dear Tanabe Seminar students,I really appreciate you for having sent me your message re: my presentation. Even though my English is not that good to convince you all, I'm so glad if you felt it to be of some use.We are sometimes compared t…

プロになっても毎日欠かさない

Day 2に読んだ「日刊スポーツ」(3月26日、山梨版?)の記事。藤井くんからは学ぶことが実に多い。今のゼミ生にとっては音読?語彙収拾?それとも構文ノックでしょうか。

一番大切なことをこの選手は知っている

表彰式直後のインタビューより「そうですね、本当にここまで来るのにたくさんの方々に支えられながら生きてきました。本当にスケートだけじゃなくて、こうやって羽生結弦としてたくさんの方々に育てていただいたことを本当に感謝します。ありがとうございま…

守破離

謹賀新年。本年も素晴らしい年になりますように。(いや、そうしてください!) 年賀状、メール、ありがとう。一人ひとりにきちんと返信をする余裕はないので、これで勘弁してください。 年末にTVをながめていたら、ある番組でLAにあるSHUHARIという抹茶専門…

努力を続ける才能

今日は関東のほとんどの大学は暦通りではなくフツーの授業日です。世間がうらやましい...。今日はどの新聞をながめても東大野球部の「快挙」をとりあげています。浜田監督のコメントが心に残りました。「46連敗で引き受けてから48連敗。とにかく練習しか…

lookalike 復習

教えているクラスにいた藤井聡太クン。英語ではlookalikeといいます。 今日の新聞は,タカタではなくフジイ一色。モンテッソーリ教育がハイライトされています(写真は「日刊スポーツ」のもの)。Active Learning派はこれでさらに勢いづくことでしょう。 各…

碁への愛情は往時より深く、勉強量も増した

囲碁公式戦で150勝目を挙げた名誉名人 趙治勲さんのことば(「ひと」欄、「朝日」042917 朝刊)。「昨日より明日。強くなると思ってやっているけど、人生ままならんね」

数理研で語り継がれる言葉

「朝起きた時にきょうも一日数学をやるぞと思っているようでは,ものにならない。数学を考えながらいつのまにか眠り,目覚めた時にはすでに数学の世界に入っていないといけない」佐藤幹夫 京都大学数理解析研究所(RIMS)元所長 「科学の扉」「朝日新聞」(4…

「価値のある場所ほど行く前がこわい」

新妻さんのことばをもうひとつ。http://d.hatena.ne.jp/A30/20161030/1477817319 - 父が日本人学校で日本語学ぶのも大切だけれども,どうせなら冒険してみようっていうので,インタナショナルスクールに放り込まれたんですね。でも入ってみたらすばらしい場…

「タンク」

とうとう59回目の誕生日を迎えました。「思えば遠く来たもんだ」と中也の一節がふと浮かびました。そんな日ではありますが,単行本の最初の締め切りを守れずにひたすらパソコンに向かっています。ただコーヒーブレイクで観たanother sky(日テレ 10/28/16 on…

あんな子と一緒に...

↓のninetiesのpostingに関連して。泣き虫先生が泣いています(昨日の日刊スポーツより)。

練習不足で勝てるほど,世界は甘くない

やっぱりそうでしたか。オリンピックの選手でもそうなのだから,一般のひとはもっと...。エイゴの練習も右に同じと感じた次第です。1週間に数回英語を数分口にする程度で上手くなろうなんて...。それはありえないこと。(UG) 本日の「毎日新聞」から

Life and death came face to face and for Giorgia, life won.

24日未明,イタリア中部を襲った地震で、救助にあたった消防士から亡くなった9歳の少女に宛てた消防士による手紙が、27日にアスコリ・ピチェーノで執り行われた国葬でひつぎに供えられました。亡くなったのはジュリア・リナルドさんで、妹のジョルジャさ…

勉強が日課になっている

「読売新聞」(夕刊)のコラム「しあわせの小箱」は今週,80歳の現役通訳ガイド 堀崎さんを紹介していました。その英語,英語ガイドへの姿勢にはただただ頭が下がる思いです。(UG)

時に苦しみ,特に楽しみ,常に真摯に向き合う

「楽しいことと,しんどいことが,うまく共存しているからできるんでしょうね。」イチローのことば(0808 「読売新聞」夕刊)。

Baseball is more than a game to him

...Baseball is more than a game to him, it is a craft, which he works at tirelessly with intense discipline. A true professional in every sense of the word, this is just another milestone in the legacy he is building as a baseball player. …

必ず光がさす

今日 ゼミ生に紹介した本とことば。(UG)

耐雪梅花麗

Koyamamotoくん,記事をありがとう。黒田投手といえば,ヤンキース時代に広まった西郷隆盛の「耐雪梅花麗」を座右の銘としていることはよく知られていますが,昨夜は記録達成後のセレモニーで広島の選手全員がこの一節が入った赤シャツを着ていたのが印象的…

函は捨てよう、カバーを外そう。

昨日の読売テレビ 「遠くへ行きたい」は永六輔氏の追悼特別番組でした。そのなかで永氏が辞書を語るシーンが印象に残りました。『広辞苑』を手にした同氏が「函は捨てよう、カバーを外そう。」と力説していたのです。国語辞書の話でしたが、わたしが歴代の「…

(無理だと)人に笑われてきたことを常に達成してきた

イチローの言葉。昨日の「読売新聞」(夕刊)より。

白金台支所の授業で学生が身につけていたTシャツです。一休和尚の詩といわれるが真偽のほどは確かではないとのこと。こんなことにまで気がついてしまう。僕のいけないくせ。(UG)

言葉と息でつくるもの

本日の「朝日新聞夕刊」より。今日、応言で学んだことと同じ内容が大岡信氏がシンプルなことばにまとめていました。(UG)

最後の一滴まで燃やし尽くし

本日の編集手帳。いいね!(UG)

僕のベストパートナー

言葉はときに粗野だが、この人は、ある意味、詩人だと思うことがある。彼の言葉が響くのはその背後に常人には考えられないストーリーがあるから。競泳の日本選手権第5日目、男子200メートル平泳ぎ決勝で、泳ぎ切ったあとのインタビューから(「朝日新聞」04…

厳格厳密に読み解いていく

授業で言及した小椋佳氏のエッセイです(一昨日の「日経」)。 これは日本語のケースですが,英語でも同じことが言えるのかも。昔ながらの手法に真理は宿る(?)。(UG)私の履歴書 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

part of the place

ニューヨークのマンハッタン地区ノリータに拠点を置く,ニューヨーク市消防局の20分署の黒ブチのいやし犬として親しまれた(a spotted symbol of healing)、ダルメシアンのトゥエンティが亡くなっていたことが明らかにされました。Firehouse Loses a Spotte…

耳が英語を好き

刀根館編集委員の力作「英語をたどって」のIIIがはじまりました(「朝日新聞」夕刊)。 今回も発音でスタート。2回目にフィーチャーされた純名里沙さんの「耳が英語を好きだと思う」という一言にはまいりました。(UG)

自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか

イブに紹介したTakuyaくんの業績が「北海道新聞」に掲載されたことをうっかり。http://d.hatena.ne.jp/A30/20151224/1450946784記事にある彼が挑んでいるものを,どれほど即座に英語にできるのかということを考えると,それだけでもその成長ぶりが窺えます。…

大きな財産

本日の裏ゼミで話した記事(読売新聞12/21 夕刊コラム「山あり谷あり」)から。俳優 松重豊氏のことば。 映画監督になる夢を抱いて上京した松重氏。しかしながら所属した蜷川幸雄が主宰する「ニナガワスタジオ」の稽古では罵倒され続けた。入所して3年半,…