「タンク」
とうとう59回目の誕生日を迎えました。「思えば遠く来たもんだ」と中也の一節がふと浮かびました。
そんな日ではありますが,単行本の最初の締め切りを守れずにひたすらパソコンに向かっています。ただコーヒーブレイクで観たanother sky(日テレ 10/28/16 on air)の新妻聖子さんのことばには感じ入りました。
恥ずかしながら彼女については,大好きな佐伯泰英の時代小説シリーズ『居眠り磐音 江戸双紙』(全巻読破!)をドラマ化した『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のエンディングを歌った人,そして最近ではカラオケ番組で見事な歌声を披露した人といった程度の知識しかありませんでしたが,こりゃ詩人ですね。
「タンク」,つまりありとあらゆるもののinputとそれを受け入れ自分のなかで培養する「器」と言い換えることができましょうか。(UG)
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表現をアウトプットする人にとって一番むしゃむむしゃ食べなければいけないものって感情だと思うんです。
感じる心っていうのが形成されたのはたぶんバンコクなんですよね。
異国の地に引っ越すという事件で,まず揺さぶられているし,ことばの通じない学校に放り込まれるという時点で,
揺さぶられているし,目にする町並み,日本とはまったく違いますよね。
活気とかエネルギー,いい部分ももちろんそうだし,子供心にすごく揺さぶられていて。そのときに何を学んだはよく理解してなくても大人になってその残像がいろいろなものと結びついたときにまた揺さぶられる。
そのタンクがないと,結局良い表現というものはできないと思うんです,今は大分,年を重ねて。
(速記したので正確ではないかも)
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http://www.ntv.co.jp/anothersky/contents/2016/10/post-1845.html
https://www.youtube.com/watch?v=vPSURhRzVT8