大きな財産
本日の裏ゼミで話した記事(読売新聞12/21 夕刊コラム「山あり谷あり」)から。俳優 松重豊氏のことば。
映画監督になる夢を抱いて上京した松重氏。しかしながら所属した蜷川幸雄が主宰する「ニナガワスタジオ」の稽古では罵倒され続けた。入所して3年半,蜷川の元を去り,建設会社の正社員となった。しかしふとしたきっかけから演技の世界に舞い戻った。
再び舞台に立つと,蜷川から仕込まれた演技メソッドが大きな財産であったことに気付く。
「あの頃,たたきこまれた『方程式』で,今でも全ての答えが出せる。...」
わたしも松重氏があとで気付くようになったような「仕込み」をしているのか。ふと自分自身のことを考えさせられた記事でした。(UG)
PS ちなみに今頃,ゼミ生は忘年会の真っ最中らしい。