書籍の紹介
なでしこの試合まであと少し。観戦態勢をとる前にひとつ。松江の調査に出かける前にちらっとふれた大谷正信の恩師 西田千太郎の日記を入手しました。2万円近くしました (>_ http://d.hatena.ne.jp/A30/20120722/1342942072 彼は文部省検定合格者だったのです…
渡辺和子先生の新刊。ことばが染み込んできます。Bloom where God has planted you. 与えられた場所で、今を精一杯生きる。大切なことを思い出させてくれる本です。みなさんにもお奨めします。とくにKoyamamotoくんにはいいでしょう。ただ、ちょっと高いのが…
島根大学名誉教授の山田政美氏が田中芳文 島根県立大学教授と共編で『 犯罪・捜査の英語辞典』を出版されました。FoxのCopsで犯罪英語を鍛えているわたしとしても興味津々です。(UG) English-Japanese dictionary of crime, law enforcement lingo compile…
橋下市長が記者会見するとき、背景にあるボードには「市政 グレートリセット」とあります。これを見て、ある本を思い出しました。それが、不況を次なるチャンスへのリセット期間ととらえる考え方を打ち出したRichard Florida The Great Reset: How New Ways …
先ほどの続き。本日の「産経新聞」には最後の海軍大将と呼ばれた井上成美(しげよし、「なるみ」という説もある)の元生徒(旧海軍兵学校)さんの手による絵画が掲載されていました。 学部生時代に阿川弘之氏(学生には阿川佐和子さんのお父さんと言った方が…
ついでにこの本も紹介しておきます。ライバル社のものですが...。最近の大人のやり直しのトレンドに乗った本ですが、AR( augmented reality、「拡張現実」)というのは面白い試みです。本日の「産経新聞」より。(UG)
Othelloくん、今朝、研究室で言及した記事、「朝日」ではなく「読売新聞」でした(0413 朝刊)。ぼけがひどくなっています。 ちなみに記事にあるHow are you?--I'm fine, thank you.のような、定型だけど実際には使われることが少ない表現を、いかに今の学習…
今日の「朝日新聞」のザ・コラムは英語教育です。アップしておきます。でもこの小ささではとても読めないですね。ご興味のある方は本紙をどうぞ。(UG)
行方昭夫先生(東京大学、東洋学園大 両名誉教授)から新刊をいただきました。『解釈につよくなるための英文50』(岩波ジュニア新書)は、先生による「50シリーズ」(?)の第二弾です。 大学入試に頻出される50の英文を読みながら、英文解釈の楽しみ…
辞書の話のついでに今,一番読んでいる辞書がこれです。まだまだ時間がかかりそうですが,いろいろな発見があります。ただもっと前の版の方が個人的には面白かったな...昔の新解さん,どこに行ってしまったんだろう?(UG)
英語辞書編纂に携わったプロが辞書の面白さをまじめにまとめた本書を読んでないとしたら,それは「常時英心人」ではないよ。『舟を編む』の流れで紹介しておきます。鵜澤伸雄(1983)『英語辞書の周辺』三省堂. 古書店で求めてください。(UG)
以前紹介した「舟を編む」がとうとう朝日新聞の書評でも取り上げられていました。すごくおススメというわけではないのですが,登場人物の言葉にかける情熱はわたしたちと一緒です。時間があったら手に取ってみて下さい。 (UG) http://d.hatena.ne.jp/A30/2…
昨日、Asahi Weeklyの教員セミナーがありました。AWを素材とした、日英往復活動の一端を紹介しました。が、なぜか「不調」で参加された先生方に申し訳ないの気持ちで一杯でした(長野や遠くは那覇からも参加されていました)。AWのスタッフの方からは励まし…
第4弾。音声習得の関連で、以前から読まなければと思いつつ書架に投げていた本。音声習得には心技体が必要です。そういう意味では、音声器官だけではなく、もっと広い視点からの再構築が必要と考えています(近年の「英語耳」とか「英語舌」なんていうフレー…
第三弾。阿川氏の「山本五十六」は再読。今読むと学部時代とは違った受け止め方ができます。とくに五十六のほめる哲学が沁みてきました。来年は4月から研究休暇なので、学生とふれあう機会はないかもしれませんが、「ほめる」ことの大切さを今一度、かみしめ…
正月休みに読んだ本。第二弾です。時代の変化を切り取るその言葉のキレに感心しています。こう考えると前向きになれるから不思議です。オススメです。(UG)
久しぶりに原稿から解放されたお正月。いろいろな本に手を出しました。本書もそのひとつ。直木賞をとって以来、手を出すことがなかった三浦しをん氏。やってくれましたね。特にタイトルがいい。「舟を編む」という言葉は言葉の森、いや、大海を行く私達には…
N県屈指の英語の使い手、田端教頭先生からご著書をいただきました。英語が好きで好きでたまらない体育科卒業の同先生が英語とどのように向き合い、通訳ガイドと英検1級を取得したのかが綴られています。(UG)
今日の午後,某所にある古本屋に行ってきました。そこで見つけた2冊をご紹介します。 まず1冊目が,ブログでも紹介されました日本に帰化するということで 話題になっているコロンビア大学名誉教授のキーン先生と藤井章雄先生の共著である『米英俗語辞典』で…
今日は午後から渋谷の放送局で、4時間強、ぶっ通しでマイクに向かって話してきました。収録後、ふらふらになって帰宅すると、なんという偶然でしょうか、恩師の東後勝明先生から新著が届いていました。もう一気呵成に読んでしまいました。ひとつ、ひとつの…
今日の昼うらゼミで紹介した本です。FM Tokyoの番組でとりあげた52作品をまとめたもの。秀逸です。(UG)
私の通訳授業でお馴染みのFIFO,発想訳がとうとうこういう形で小・中の現場におりてきました。監修者の京都大学の田地野先生の柔軟なご発想には感服しています。ノートとは!誰も思いつきませんでした!「耳FIFO」も商品登録しようかなぁ?(UG) http://www…
この手の本とは距離を置いていましたが,本書はそれが間違いだったことを知らしめてくれました。とくに試験で涙を飲んだあなたにはお奨めです。(UG)
いつも読んでいただきありがとうございます。今月号は「復習」となりまたが,参考文献を載せていなかったので,ここに紹介させていただきます。来月号は文法についてつれづれなるままに書かせてもらっています。*ここではindentionがうまく入りません。お許…
これもメールによるご質問へのお答えです。國弘正雄氏に関する記事は現在のところ, 5/21の記事 http://d.hatena.ne.jp/A30/20100521/1274411921 http://d.hatena.ne.jp/A30/20100521/1274437379 の2本のみです。河上道生先生についても少しだけふれていま…
日本の英文家,伊地知純正の続編です。 http://d.hatena.ne.jp/A30/20100601/1275382777 書斎にある数冊の伊地知の著作はその1で述べた高校教員時代に漁ったものです。古書店で入手できるとそれこそむさぶるように読みました。 ここではその内,今でも入手…
05/30に田邉先生が「モームブーム再来か?」 http://d.hatena.ne.jp/A30/20100530/1275213663 とのタイトルで,行方先生の書評記事を紹介されていました。しかしながら,Somerset Maughamについては,私も含めて,現在の英語学習者にとっては「?」の人でした…
ボーナス時期に照準をあわせて,神田の小川図書さんから古書目録が届きました。日本で発行された英語辞書特集号です。垂涎のものもありますが...財布の中味が...。かくして古書マニアの煩悶ははじまるのであります。小山本くん一冊,どう?(UG)
英文日記はinputしたものをoutputに連絡する,つまり仕入れた表現など使う機会を提供してくれる,またとない学習手法です。近年,この手法に再び光をあてた本がかなり出回っています。日記は間違いなく,良質な手法です。ただ昔から英文修業をしている人には…
以前,英語教育史の入門書として伊村元道先生の『日本の英語教育200年』を紹介しましたが(http://d.hatena.ne.jp/A30/20100502/1272749043),今回も英語教育史関連の本を採り上げます。 高梨健吉(1985)『英語の先生,昔と今ーその情熱の先駆者たち』日本図…