emotional baggage
今回は、“It’s a Punderful Life”というダジャレの本から英語表現を取り上げさせて頂きます。それは、“emotional baggage”です。
どういった形でこの表現が用いられたかと言うと、カバンが涙を流しながら“I hate my life.”や“Everything is terrible.”と言っています。その下に、“emotional baggage”と書いてあります。
では、この表現はどのような意味なのか。そのまま訳すと、「感情的な荷物」になりますが、このような意味ではないと考えられます。“baggage”を『ジーニアス英和辞典第4版』(大修館書店)で見てみると、「感情的な問題、心の重荷、固定観念、偏見」がありました。これらの意味を使ってみると、「心情的な問題や重荷」になると考えました。これで正しいかどうかインターネットで調べてみると、『スラング辞典』に「過去の(感情的な)重荷を背負った人」とありました。他に意味がないか確認すると、「過去の恋愛で負った傷、嫌な思い出」を発見しました。なるほど、感情的なカバン(emotional baggage)が感情的になっている原因を作っているのが嫌な思い出(emotional baggage)であり、それらが掛かっていて面白いですね。(Nao)