常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

教育実習感想 専大 #1

遅くなってしまって申し訳ありません。以下、教育実習の感想レポートです。

5/19(月)〜6/6(金)の3週間、母校での教育実習にのぞみました。3週間にわたる教育実習は、やればやるほど課題が見つかり、それを徐々に改善し、これからというところで終わりを迎えてしまいました。
 
授業に関しては、初めは自分の担当教科(英語)を中心に、時折他教科も見学をさせていただきました。しかし、実際に自分が教壇に立つとイメージしていたように展開できず、授業をする度に浮かび上がる改善点を克服するという繰り返しでした。

主に指摘を受けた部分は「テンポの悪さ」と「計画性」でした。授業のテンポは何度も指摘を受け、途中で日本語の補足を挟みすぎてしまったり、説明に時間をかけてしまう場面が多々あったことが反省点でした。とにかく生徒主体で、説明してる時間をもっと生徒の活動時間に当てて、英語を使わせる時間を増やしていくことが必要だと感じました。計画性については、前もってやるべき教材研究が足りなかったことを痛感しました。板書計画も、どこに何を書いて、どのタイミングで消すべきかなど、学習内容が一目でわかる板書づくりが必要であることを学びました。
 
うまくいった点は、生徒とのコミュニケーションです。英語力や授業力がない分、ここでカバーしたいという思いはありました。担当クラスはもちろん、他クラス・他学年の生徒とも積極的に会話をし、給食や清掃の時間、また部活動(野球部)にも何度か参加できたことで生徒との交流が広まりました。実習中に行われた体育祭でも、係の仕事や種目練習などで多くの生徒と接する機会があり、実習で生徒と触れ合った時間は本当に充実したものでした。最終日には担当クラスの生徒全員から手紙をいただき、「先生のおかげでクラスが明るくなりました。」という言葉は特に印象に残っています。
 
実習期間中に行われた体育祭に参加できたことも貴重な体験でした。学校の一大イベントを成功させるために、先生方も準備段階から必死になってそれぞれの役割を果たしていました。実習2週目は、学年練習や予行練習など、毎日授業を潰して外での練習が中心で肉体疲労もありましたが、学校行事に携わる大変さも学べたことはとても良かったと思っています。

自分が思っていた以上に教員という仕事は大変でした。後半は毎日深夜まで授業の準備をし、それでもうまくいかない日が続き、つらい思いもしましたが、今となってはいい思い出です。この実習で学んだ経験を活かして今後の進路に向けて一層自分を磨いていきたいと思います。(Oh-type)