常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Take time by the forelock. #2

ここのところ睡眠不足が続いており、1週間ぶりの5時間睡眠をとることができスッキリしました。

昨日は都の西北でUG先生の初めての正式な(?)講義を受講させていただきました。UG先生のHamletの音読に圧倒されました。「教師たるもの五者たれ」という言葉があり、その一つが「役者」でありますが、この言葉の意味を改めて実感させられました。

講義の中で教えていただいた表現を掲載させていただきます。過去にUG先生が取り上げられた表現であり、その記事を読み返すと目を通した記憶がよみがえってきましたが、授業の際にはピンと来るものがなく、自分のふがいなさを感じます。

Take time by the forelock.「=機会を逃さない、機会を捕える」
「時間の神」である時の翁(Father Time)は、後頭部が禿げており前髪(forelock)だけを持つ老人として擬人化されます。そこからこの表現が生まれたようです。

普段「by+the+体の一部」と呪文のように教えてしまう自分を省みて、こういった知識も併せて生徒に提示していかなければならないことを痛感しております。(Sy)

http://d.hatena.ne.jp/A30/20121110/1352534119