常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

卒業式の前に

月日が流れるのは早いもので、卒業式がいよいよ明日に迫ってまいりました。UG先生のゼミに所属してからの2年間、自分の専門である英語を見つめ、常に満足することなく学習に励むことができたと思います。2年前の今頃は、このゼミを卒業するとき、自分はどれほどの英語力を持っているだろうかと期待でいっぱいでした。その期待に今応えられるかと言えばそこまでの実力はありません。自分の努力がまだまだ足りなかったと同時に言語の習得を甘く見ていたと思います。日本語を話すときには使用しない口内の筋肉、発声方法で発音することや英語独特のリズム、音程を聞き取ること、異なる価値観から生まれた表現方法を使って読み書きすることは、一筋縄ではいきません。それでも、この恵まれた環境の下で、悪戦苦闘、切磋琢磨しながら英語という言語と向き合った時間はかけがえのないものとなりました。
ゼミ内での時間だけでなく、他学年のUG先生の講義に参加したり、時には外部の教授をお呼びしたり、より専門的な内容を扱う学会に参加させていただいたりしたことで、英語力のみならず人間性も同時に磨くことができたと感じています。普通では経験できないことを数多く経験し、このゼミに入ってよかったと今、心からそう思います。
ゼミで学習を続けるうち、やるべきことがたくさんありすぎて参ってしまいそうになることがありました。そんな時思い出すのはUG先生が仰っていた「目の前の球を追え」というお言葉です。これから社会に出ればもっと多くのことが一度に押し寄せてくることと思います。どんなときもこの言葉とともに成長していきたいと思います。
最後になりましたが、本ブログでコメント等をくださった方々、拙い文章と英語力ではありましたが、いただいたコメントのお一つお一つから多くのことをより深く学ばせていただきました。本当にありがとうございました。また、最後まで共に学習を続けてきたゼミ生のみなさん、ありがとう。あと1年または2年しかない時間を、目の前の球を追い続けて頑張ってください。
そしてこの2年間、どんな時も私たちに幅広い知識を与え続けてくださり、言葉を学ぶことの奥深さを教えてくださったUG先生には感謝の言葉もございません。できることなら先生からもっともっと多くの知識を吸収させていただきたいところですが、時間切れのようです。このゼミで育んだ力、想い、先生の教えを必ずやこれからの人生に生かしていこうと思っております。2年間本当にお世話になりました。ありがとうございました。(bookmark)