常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

locust vs. grasshopper

英語力を一から鍛え直すために,毎日アメリカ英語教本(上級)と格闘しています。そこで以下の日本語を英語に訳せという問題がありました。
「インドの農民はしばしばイナゴの大群に悩まされている」(p. 127)
あなただったら,どのように訳しますか。答えは,The farmers of India are frequently plagued by great swarms of locusts.。ここで疑問に思ったのが,locustとgrasshopperの違いです。
辞書には,grasshopperは「イナゴ・バッタ・キリギリスの類」とあり,locustは「イナゴ・バッタ(特に,大群で農作物を食いつくす飛ぶ力の強いもの)」という意味になるようです(『オーレックス英和辞典』旺文社)。ここからlocustの方には凶暴性があり,人間に被害を加えるというニュアンスが伝わってきます。さらに,locustには「むさぼり食う人」や「破壊的な人」という語義も転じて生まれ,locust years で「低迷期,苦難の時代」という聖書からの言葉もあります。
ちょっとした疑問にも,しっかり目を向けて勉強していきたいです。(ゼミ生 persimmon柿生)