常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

hoot

今回はアメリカで有名なsitcomのフレンズから,英語表現を拾っていきます。第6部の11話のこのセリフに注目してください。
“And I am not ‘blah’. I am a hoot!”
このセリフは耳障りなほどうるさいと言われたChandlerが放った一言です。まずblahは「ばかげた,くだらない」という意味です(『オーレックス英和辞典』旺文社)。この単語は,blah, blah,blahで「どうでもよいような事や,みんながすでに知っているような事の省略表現」としても使われています。
さて,今回の注目表現はhoot。辞書には「(汽笛などの)ぼうという音」という意味の他に,口語で「お笑いぐさ,すごく面白い人」という意味がありました(『オーレックス英和辞典』同上)。
どちらも良く喋る人を表した表現ですが,blahかhootで全く含んでいる意味合いが変わってきますね。(ゼミ生persimmon柿生)