常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

The economic blame game

試合で負けても絶対人のせいにはしないLbow-Shoulderです(本日は弓道の試合で上位校であるW大学に負けてしまいました)。
本日はNEWSWEEK(9月18日付け)の記事から英語表現を拾っていきます。どうやらこの記事の表題は以下のものです。
The Economic Blame Game
Both the right and the left are wrong.
http://www.newsweek.com/2010/09/18/samuelson-the-trouble-with-soundbite-economics.html
注目したいのはblame gameという表現です。辞書によると,blameは「責任」,gameは「駆け引き」とあります(『ジーニアス英和辞典』第4版,大修館書店)。そこでblame gameを「責任の駆け引き」と直訳した場合,意味が通りません。さらにインターネットで調べてみるとblame gameで「責任のなすり合い」とありました(英辞郎on the Web)。したがってThe Economic Blame Gameは「アメリカ経済の問題は責任のなすり合いだ」と訳せます。
英字新聞などの英文を読んでいる時,「日本語ならどう言えるのだろう?」と考えることの重要性がわかります。弓道も同じですが,日々の積み重ねによって技術諸々を向上させたいです。次はb.m.さんです。(ゼミ生 Lbow-Shoulder)