昨日「言語と社会」という講義のテスト勉強をしていて気になった表現を取り上げます。
最近の若者言葉について、「私的に〜」や「〜みたいな、〜かも」などの相手との意見の不一致が表面化するリスクを避けた表現を用いる傾向にあります。その事を指す「垣根言葉」を英語で"hedge"といいます。これは「生え垣、垣根」「保護策」「垣根言葉」「境界」を意味すると,辞書( 『ジーニアス英和辞典』)にはありました。
金融経済用語でもあり(cf. hedge fund)、資産運用のリスクを減少させるために取られる行動の事を指します。垣根を作り危険から身を守ることから由来するようです。 (MMF)