常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

we've got company

「F8」と呼ばれる、フェイスブックの開発者向けカンファレンスがサンフランシスコで2開催され、チャットロボットという通称チャットbotの存在が明らかとなりました。

Facebook’s next big thing: Bots for Messenger

Humans, we've got company.

No longer satisfied with being the dominant network for our humble species, Facebook is now courting a different type of user: bots. And eventually you'll be able to talk to them as if they were your mates.

"Could you transfer £100 to my brother, please?" you might one day ask your bank. Or maybe, "Do you have any blue shirts in my size?"

Sometimes they'll ask you things too, with something like: "Do you want to hear today's top stories?"

Right now the conversations will be structured - with Messenger bots suggesting things you can say. But the goal is natural conversation, and it could be a huge step.

http://www.bbc.com/news/technology-36021889

小見出しにある"we've got company"という表現を取り上げます。companyは通常、「会社」という意味で使われますが「仲間」という意味もあります。直訳すると「仲間を得た」となりますが、今回の記事で「チャット」とは、コンピューター上での他人との会話のことですが、「チャットbot」とは、それをコンピューターが代行して行なうそうです。なので、例を挙げると、チャットbotに話しかけるだけで、ホテルを予約したり、スーパーからオススメの食材を手に入れたりということができるようになり、人間が行なっているようなことができるようになるために、このような表現が使われているのだとわかりました。

ただし「誰か来た」「お客さんだ」「追っ手だ」という訳が多いフレーズで予測していなかった人、来てほしくなかった人が現れた時によく使われる表現でもあるということも調べていくとわかり、良い意味では使われていないことがわかりました。(lua)