常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

get roasted #2

ジャスティンビーバーがアメリカのテレビ番組に出演した際に、長期にわたる行き過ぎた行為について謝罪しました。

Justin Bieber apologizes, still gets roasted

Justin Bieber chose an interesting way to start a new chapter in his life. Or at least try.
At the end of a massive celebrity beat-down at the Comedy Central Roast of Justin Bieber on Saturday night, Bieber apologized to the world from the stage for his prolonged spree of embarrassing tabloid headlines.

http://www.usatoday.com/story/life/tv/2015/03/15/justin-bieber-apologizes-comedy-central-roast-apo/24803791/

今回取り上げるのは、”get roasted”という表現です。”roast”は「(オーブンや直火で)焼く、炙る」という意味がありますが、この記事では「〜を非難する、ひどく当たる」という意味で使われています(ジーニアス英和辞典G4 大修館書店)。また、『weblio英和辞典』でも調べると、「笑いまたは嘲笑の対象となる」とも載っていました。そのため、今回は「非難の的になる」となるでしょうか。

ちなみに彼が出演した番組名(the Comedy Central Roast)にも”roast”という単語が使われており、これはこの番組のコンセプトである「誕生日のセレブリティを面白おかしくいじり倒す」というところから来ているようです。(ninetails)


先生が以前、ブログで”roast”について取り上げていらっしゃいました。

http://d.hatena.ne.jp/A30/searchdiary?of=2&word=%B9%F3%C9%BE