常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

絶望するな every cloud has a silver lining

本日の関東の天候は曇りのち晴れ。かなりの暑さでした。昨日までの雨とrainを使った英語から少し離れ,今回は曇りの単語cloudを使った明るい表現をご紹介します。

http://d.hatena.ne.jp/A30/20110512/1305205215
http://d.hatena.ne.jp/A30/20110511/1305124952

今回取り上げるのは”Every cloud had a silver lining”です。辞書を引いて意味を調べると,

6 every cloud has a silver lining
used to say that there is something good even in a situation that seems very sad or difficult (LDOCE)

ことわざ:どんな雲にも銀の裏張りがついている
⇒liningは服の「裏地」;「物事は悪いことばかりではない,どんな不運・災難もその反面に希望に輝く部分を伴っているのだから絶望するな」の意(『スーパーアンカー英和辞典』学研教育出版,第4版)

とありました。英辞朗on the WEBでは逆の意味の表現として,Every silver lining has a cloud.という文も取り上げられています。こちらは「楽あれば苦あり」と訳されています。楽があり苦があり,そしてまた楽がある。いたちごっこの英文ですね。英辞朗へのアクセスは以下のURLをご参照ください。

http://eow.alc.co.jp/every+cloud+has/UTF-8/
悪いことも良いことも表裏一体。天気の変化から学ぶ人生の教訓のように思えます。今は辛いことでもめげずに続ければ自分の力となり,光も見えるでしょうね。私の英語や学習もこのことわざのように,光を当てることが出来るよう日々頑張ります。(ゼミ生 Shohei)