whodunit
現在MexicoのCancunでCOP16が開かれています。そこでは,環境問題について様々な議論が交わされている真っ最中ですが,今日(12/3/10)のDYも環境問題についてCOMMENTARY欄で採り上げています。以下がその記事の見出しです。
A climate whodunit: science nails the blame game
ここでの注目はwhodunitです。まるで英語ではないような綴りをしていますが,一体どういう意味でしょうか。実はこれはwho did itの俗語表現で,who done it?の略です。意味は「推理小説」となります(『オーレックス英和辞典』旺文社)。今回は「環境に異変が起きているのは誰のせいだ?」というメッセージを込めています。
さらに後ろを見ていくとblame gameとあり,これは「責任のなすりつけ合い」という意味です(『オーレックス英和辞典』同上)。
以上を考慮に入れて上の見出しを訳してみると,
「環境汚染,犯人は誰だ:科学者たちの醜い争い」となるのではないでしょうか。(ゼミ生 persimmon柿生)