常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

淡水、汽水、海水

 昨日、研究室で先生に淡水や汽水、そして海水などを英語でどう表現するのかと問われました。汽水に関しては見当もつかず、答えることができませんでした。良い機会だったので、今回一通り、水に関する表現を調べてみました。
 まずは淡水です。これは簡単ですが、fresh waterです。一語でfreshwaterとすると、形容詞になり、freshwater fishで「淡水魚」などと表現することができます。
 次に、汽水です。『ジーニアス和英辞典』を引いたところ、brackish waterとありました。『ウィズダム英和辞典』によると、brackishは「(若干)塩気のある[混じった]、塩辛い(salty)〈水など〉;不快な;塩水の[を含んだ];汽水の」という意味になるそうです。LDOCEを確認したところ、“brackish (1500-1600) Dutch brac “salty””とあり、ドイツ語に語源を持つ表現であることがわかりました。
 最後に、海水です。これは単にsea waterでいいのではないかと思いましたが、他にも表現が沢山ありました。英辞郎 on the WEBではbrine〈文〉、ocean water、salty waterなど他にもいくつか例が挙げられていました。気になる方は英辞郎 on the WEBを確認してみてください。
 淡水と海水は比較的表現しやすいですが、汽水は知らなければ表現できないのではないでしょうか。この機会にしっかりと覚えておきたいと思います。(Blue Sky)