常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

pseudo 復習

語学研修で触れた単語の中からの紹介です。

今回はpseudo /ˈsjuːdəʊ/ です。元知識が無く、簡単に意味を推測することができませんでしたが、先生の方は ヒントとして “pseudonym = pen name” と仰っていたため、「仮の」という意味を表すのではないかと解釈しました。以下で意味等確認していきます。

『スーパーアンカー英和辞典』(第五版、学研プラス)を引くと、pseudo- は「(連結形)にせの、仮の、擬似の(軽蔑的に)」を示し、pseudo を改めて見ると、「にせの、まがいの」とありました。この時点で、counterfeit「偽造の、にせの」が類語の1つとして挙げられるでしょうか。念のため、thesaurus.comでsynonymsをリサーチしたところ、quasiが載っていました。同辞書で再度確認すると、quasi-「(接頭辞)擬似の、準、半」を意味することが分かりました。双方ともセットで覚えてしまうと良いかもしれません。

また、Oxford Dictionaryでは “Not genuine; spurious or sham” と定義されています。ちなみに、pseudoを先頭に置いて後ろに名詞を付けた場合は複合形容詞となり、日本語で言う所の「なんちゃって 〜(名詞)」となるそうです。これに習うと、様々な組み合わせが可能であると思われます。

やはり単語の予測力を身につけるためにも、今一度接頭辞、接尾辞、連結形の種類を総じて確認する必要が自分にはあると強く感じました。余談ですが、ここカルガリーにて、期待に胸を膨らませpochi君と共に食したラーメンの味はまさにpseudo-ramenでした。次回こそはauthentic oneに出会えたらいいなと心底思っております。(bro-taro-world @ Calgary)

"psuedo-words" - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から