常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

chomp 復習

 大阪に個性的なお寺があるようです。

Sacred dance performers move gracefully on a shrine stage here, seemingly oblivious to the gigantic lion’s head that looks set to devour them with one big chomp.
以下省略

http://www.asahi.com/ajw/articles/AJ201811150004.html

 chomp /tʃάmp/ を取り上げます。one bigとあるので口のことを指しているのではないのかと推測しました。『ジーニアス英和辞典』(第四版、大修館書店)によると、chompはchampとも書かれます。その違いはchompがアメリカ英語で、champがイギリス英語であるということです。意味は「〈馬が〉〈はみ・くつわ〉を(いらだって)かむ、〈人が〉…をむしゃむしゃ食う」や「〈馬が〉〔はみ・くつわに〕かみつく」とありました。
 Oxford Living Dictionariesでは Munch or chew noisily or vigorously.やA chewing noise or action.と定義されています。記事によると、お参りにいらっしゃった方々の邪気を食べるという意味があるそうなので、chompがピッタリだなと感じました。
 biteやchewよりも力強い感じがするのではないかと思います。(rain)

http://d.hatena.ne.jp/A30/20130814/1376467913;title
chomp #2 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から
chomp 復習 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から