tall-boy
昨日の裏ゼミ勉強会で読んだ記事に“tall-boy”「(米)長い缶ビール(ロング缶)」が出てきて、なぜ“boy”が付くのか気になったので調べてみました。
まず、大きさや量についてですが『ジーニアス英和辞典』(第五版、大修館書店)には「16オンスの缶ビール」と記載されており、単位変換すると約453gで日本の500mlの缶ビールに近い重さであることが分かりました。次に『ブルーワー英語故事成語大辞典』(大修館)の“boy”の項目を見ると“The boy”で「シャンペン」とあり、射撃会でブドウ酒用の氷桶を持ったボーイを侍らせていたことが由来だそうです。
また、同上英和辞典の“tall-boy”には「(英)引き出しのタンス」という語義もあり、アメリカではタンスを“highboy”というとありました。ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARYによるとどちらもフランス語で「木」の“bois”が語源となっているそうです。
“boy”というと「男の子」のイメージが強くありましたが、このように由来や語源から意外なものに結びつくことがわかりました。(flying bird)