常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

マイ・フレーズ・ブックを使いはじめて

UG先生も監修された『マイ・フレーズ・ブック―自分で作る単語帳―』の「使い心地」に関する感想を書かせていただきます。この本を使ってみて,サイズ,形式という2つの利点があると考えました。

 サイズに関して,以前私はA4のノートを使い単語帳を作っておりました。しかし,大きなノートでは使い勝手が悪いことが多々ありました。私は主として英字新聞と自分が専攻している分野の専門書から,分からない単語を拾っています。しかしノートが大きいと場所をとるため,書き込みを行うことがめんどうになり,辞書で調べて終わってしまうことが多々ありました。マイ・フレーズ・ブックくらいの大きさだと,場所を取らずに単語を書き込むことができました。また,どこでも本を開くことができ,例えば混雑している電車内でも使うことができました。

 形式に関して,この本には400まで,数字が書かれております。自分が新たにいくつくらいの単語を覚ることになるのかを把握することができ,学習の管理に使えると思いました。漠然と市販の単語帳を眺めて覚えていくよりも,自分の語彙がどのくらい増えたのかを視覚化できると思います。また,1つのブロックには単語,単語の意味,例文が書き込めるようになっております。単語帳の作り方は人それぞれだと思いますが,1つの形式を覚えるという点で有用であると思いました。

 単語帳をちょっとした時間に開いて覚えていくことができるので英単語を覚えるうえで必要なツールだと思いました。また,日常生活で自分の能力では英語に翻訳できない日本語を発見したら,先に日本語を書き込み,後から英語を調べるという使い方もできると思います。(Ume)