常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

裏ゼミ通信

本日の裏ゼミでは、昨日発表された天皇生前退位の御意向について書かれたBBCの記事と、前回のゼミで行った「日本語を英語らしい英語に訳す」活動、今まで解いた英検プリントのチェックを行いました。

BBCの記事では、なぜこの時期に御意向を示されたのかを分析した内容で、日本人でありながら初めて得る情報も多々ありました。段落ごとに音読をして読み進めていき、発音など音声面の確認もしました。わたしは母音の響かせ方やストレスの抜けが目立ち、日々の音読の甘さを改めて痛感しました。


「英語らしい英語に訳す」活動は、短い文を英語に直していくものでしたが、日本語とは違う“名詞的にものを表現すること”を意識すると、中々良い言葉が浮かばず苦戦しました。中でも印象的だった例文は“I gave the door a strong(hard) push.”というものです。「ドアを力一杯押してみた」が日本語訳だったので“push”を動詞として使ってしまいがちですが、この英文ではgive +名詞の形にすることで英語らしい表現となっています。他にもたくさんの英文を学び、少しは発想を変えてみる意識が芽生えたように感じます。


英検プリントは今までやった英検方式の語彙の四択問題と、個々の英単語の日本語訳チェックを行いました。四択だと、文章があるのでなんとなく単語の意味が分かるのに、文脈なしに単語だけ出されると日本語訳が出てこない場合が多く、まだしっかりと自分の中に学んだものを残していくことがやりきれていないことに気付きました。

また、音読とつながるのですが、発音がまだ曖昧なものが多かったので、ただ見て覚えるのではなく、耳と口も使って自分のものにしていきたいと思いました。明日もの語彙チェックを行う予定なので、今日の反省を活かして勉強に励みます。(flyingbird)