常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

pulse-pounding

ウィル・スミスとジェイデン・スミスという親子で出演している映画「アフター・アース」がUSA TODAYのレビューを受けたようですが、あまり良い評価ではなかったようです。

'After Earth' leaves a bad aftertaste

Though it's meant to be pulse-pounding, After Earth is a lethargic slog.

http://www.usatoday.com/story/life/movies/2013/05/30/after-earth-review/2158409/

今回は記事中のpulse-poundingという表現に注目してみたいと思います。辞書で調べてみると、pulse-pounding action「ハラハラするアクション」(英辞郎 on the WEB)という様に、「ハラハラする」という様な訳がされている事がわかりました。もう少し詳しくpulse-poundingを考えて見ると、pulseはご存じの通り「脈拍,心拍,鼓動」(『ウィズダム英和辞典 第二版』三省堂)という意味でよろしいかと思われますが、poundを調べてみると「《興奮などで》〈心臓が〉どきんどきん打つ」(ibid)という意味が定義されている事がわかりました。「ハラハラ,ドキドキ」というような状況はまさに、脈がどきんどきんと打っている様な状況ですね。(Astroriver)