常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

pint-size

海外セレブの中には,時に一般人には考え付かないようなファッションをしている人がいます。彼女もそのうちの一人ではないでしょうか。この女性はKylie Minogueというオーストラリア出身の歌手です。この日の彼女について,heatworld.comはこのように書いています。以下はその引用です。
The not-so-pint-size popstress was all smiles as she left her London home this morning in what can only be described as sky-high stilettos.Minogue has gone had a love affair with a power heel, often snapped out and about in a range of hot heels by some of the biggest names in shoe-business such as Cavalli and Christian Louboutin.

http://www.heatworld.com/Star-Style/2011/01/How-do-you-walk-in-those-Kylie/
pint-sizeは辞書によると,pint-size(d)で「ちっぽけな(diminutive)」とありました(『ジーニアス英和辞典』第3版,大修館書店)。Merriam-Webster Onlineにはsmallと定義されており,1936年頃から使われるようになったとあります。したがって,not-so-pint-size popstressとは「そんなに小さくない女性歌手」となります。なぜ記事にそのようなことが書いてあるのでしょうか。実はKylieは身長が153cmほどしかない小柄な女性です。だからこんなにヒールの高い靴を履いて,身長を高く見せようとしたのかもしれませんね。(ゼミ生 b.m.)