常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

講演会感想

昨日は,千葉県立某高等学校の公開授業見学に参加させて頂きました。公開授業は,13時25分〜14時15分と14時25分〜15時15分の時間に二つの英語の授業が同時並行で行われ,計4つの授業を見学しました。

授業は,先生とALTとのteam teachingでした。授業後は,全体会がありました。全体会は,校長挨拶,指導主事とUG先生による指導助言,そして,UG先生の講演が行われました。講演のテーマは,「教師のための英語音声学―理論と演習」です。
授業見学を通して,印象に残ったのは,生徒の反応です。活動によって,生徒の反応に差が大きくありました。大学生に行う模擬授業とは異なり,興味や楽しさなどによって反応が大きく変化することを学びました。自分が高校生の頃を思い出してみると,面白そうな活動には,積極的に参加していた記憶があります。より良い活動にしていくには,リズムや間,話し方,活動の工夫など様々なことが大切であることを再確認しました。
また,実際に高校生の雰囲気や授業姿勢などを感じることが出来てよかったです。普段高校生と関わる機会がないので,大変貴重な経験になりました。見学授業で学んだことや感じたことを今後生かしていきたいです。
今回,公開授業に参加させて頂き,高等学校の先生方,県教育委員会の方々,そしてUG先生ありがとうございました。(Nao)

授業見学 感想

昨日は、千葉県のとある高校で行われた公開授業に参加させていただきました。今回の会は2部構成になっていて、前半に授業見学、そして後半には前半で拝見した授業の講評とUG先生によるご講演がありました。

 まず、前半の授業見学では4つの授業を見させていただきました。授業は日本人の先生とALTの先生の2人体制で進められていて、授業によってALTの先生の活かし方が異なっていて、授業の進め方の面で非常に勉強になったことばかりでした。また、大学などの模擬授業では決して感じられない生徒のリアルな様子や雰囲気が見学でき、「実際の現場での授業ではもっとこうしないといけない」など昨日まで全く気付けなかったことをたくさん学びました。

 授業見学をさせていただいた後には、まず授業の講評がありました。講評者はUG先生を含めお2人でしたが、自分が全く気付けないほど深いご指摘ばかりで、自分の視点を養う上でも勉強になることばかりでした。また、その後のUG先生によるご講演では、先生が常日頃からおっしゃっている生徒に気付きを与える活動について学びました。教師の解説だけでは生徒の学習定着が難しいものでも、なにか一工夫加えるだけで生徒が思考し合い、より良い定着を図ることができるというものでした。

 今回の公開授業に参加させていただいて、教員志望としてとても有意義な時間を過ごすことができました。ここで学ばせていただいたことは、今後の授業で活用し、自分の指導がもっと良くなるように活かしていきたいと思います。最後になりましたが、公開授業を開いてくださった関係者の皆様、そしてUG先生、本当にありがとうございました。(ninetails)

nigggle

現在、全豪オープンに挑んでいる錦織圭選手は、3回戦でスペインのギゼルモ・ガルシア・ロペス選手に勝利し、4回戦出場を決めました。

Nishikori passes Spanish test

Grand Slam finalists Kei Nishikori and Jo-Wilfried Tsonga have booked a blockbuster fourth-round showdown after both posted victories under the roof at the Australian Open on Friday.

Nishikori shook off a wrist niggle and free-swinging Spaniard Guillermo Garcia-Lopez 7-5 2-6 6-3 6-4 under the roof on Margaret Court Arena while Tsonga was tested against compatriot Pierre-Hugues Herbert over at Hisense Arena.

He has beaten the Frenchman four of the six times they have clashed but lost a five-set thriller in the quarterfinals of last year’s French Open.

http://www.ausopen.com/en_AU/news/match_reports/2016-01-22/nishikori_passes_spanish_test.html

今回取り上げるのは、“niggle”という表現です。この単語をLDOCEで調べてみると、“a slight physical pain”という定義が見つかりました。さらに『ジーニアス英和辞典』(大修館書店)で確認してみると、動詞で「(ささいなことに)こだわる、悩む」などを意味しますが、今回の記事では名詞で用いられ、「軽い痛み、軽傷」を表しています。

錦織選手のけがの状態も気になりますが、ぜひ調子を崩さずに勝ち進んでほしいです。(ninetails)

swerving on bends 復習

Video footage shows tour bus swerving on bends prior to fatal crash

A tour bus that crashed last week, killing 15 people aboard, was swerving on bends shortly before it slid down a mountain road in the resort town of Karuizawa in central Japan, according to security camera footage released by the transport ministry Wednesday.

overnight ski bus was driving fast on a downward slope before careening off the road, police will continue examining the footage and the wreckage of the bus to determine the cause of the accident.

http://www.japantoday.com/smartphone/view/national/video-footage-shows-tour-bus-swerving-on-bends-prior-to-fatal-crash


"swerving on bends"という表現を取り上げます。"swerve"は「ハンドルを切る」「それる」という意味があります。"bend"は「曲げること」on は先に向かってという意味があるのでハンドルを大きく切って外れていったのではないかと思います。

何らかの要因でフットブレーキが十分に効いていない状態になっていた可能性があると指摘されています。そうなると、バスはかなり早いスピードのまま下り坂のカーブを曲がったことになりとても恐怖であったと思います。(lua)

veer off 復習 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から
swerve - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から
swerve #2 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

put a dent 復習

アラスカの海岸線で大量のウミドリの死骸が打ち上げられ、その数なんと8000羽にも及ぶそうです。海水温が通常より温かいために餌となる魚がいなくなり、餓死したのではないかと見られています。

The 8,000 dead common murres that Irons observed doesn't put a dent in the overall population. Neither does Renner's estimation of 100,000 bird deaths. There are approximately 2.8 million murres in Alaska.

http://edition.cnn.com/2016/01/21/us/alaska-bird-die-off/index.html

取り上げる表現は“put a dent”です。

“dent”には「(物が当たってできる)へこみ、くぼみ」(『ジーニアス英和辞典』)という意味があります。主に“make[put] a dent in”の形で「〔物を〕へこませる」や「《略式》(蓄え・問題などを)減少させる」という意味があります。もちろんここでは後者の意味です。

Macmillan Dictionary Onlineには“to reduce the amount of something”と定義されていました。

8000羽というのは岸に打ち上げられた数であって、実際には10万羽程度のウミドリが海で死んでしまったのではないかと推測されています。しかしアラスカだけでも約280万羽は生息しており、全体の個体数に影響はないようです。ちなみに、ウミドリは“common murres”です。(bookmark)

http://d.hatena.ne.jp/A30/20130922/1379819755:dent

take a dent - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

授業見学,講演会の感想

昨日は、千葉県匝瑳高校での授業見学、並びに講演会にお誘いいただきありがとうございました。
 まず、今回は短い時間ながらも4つの授業を見学させていただきました。どの授業もALTとチームティーチングでの授業でしたが、自分自身あまり受けたことのない授業だったのでとても新鮮に感じました。そういったこともあり、今回の授業見学ではALTとの連携について考えさせられました。ALTをカセットテープのように扱ってしまっては勿体ない(表現が正しいかわかりませんが)。二人の先生が教壇に立っているのでコミュニケーションのデモンストレーションを見せることが出来るが、二人だけでやってしまうと教師側の発言時間が増えてしまう。では、生徒の活動時間を増やすためにはどうすればいいのか?などと思いながら授業を見学していました。
 次に、UG先生による講評会がありました。そこで、UG先生はALTの扱いについて少しだけ触れられていました。一例として、ALTが何気なく使った英語表現についてしっかり拾っていく、といったことをおっしゃっていました。確かに、そういった英語表現こそがまさに「生きた英語」であると、目から鱗でした。本で読みこれこそが生きた英語だ!と言うよりも、英語圏で育ってきた人が何気なく話す英語を教室全体で共有することが重要だと感じました。
 その後、UG先生の講演がありました。今回は、主としてアクティブラーニングをどうやって行っていくか、そして「声の表情」についてのお話がありました。生徒たちに主体的に学習させるためには、表面的・機械的に活動を行わせるのではなく、その活動に+1して負荷を加えることが肝要だとおっしゃっていました。私も、教育実習でいわゆる”リピートアフタミー”を長々としてしまい、生徒を暇にさせてしまった経験があるので、このお話は大変ためになりました。そして、「声の表情」のお話の中では、教科書の音読一つとっても、「どこで、誰が、誰に、どんな意図で」を意識させながら読むだけで全然違った活動になるというお話がありました。生徒に状況を読み取らせ演じさせることは、生徒たちに、本文をただ和訳するだけではなく文章をイメージしながら読み取らせることが出来ると感じました。一つの活動をとっても、少しの工夫で生徒の思考力を使わせることが出来るということを見せつけられました。
  今回、この公開授業及び講演会に参加させていただいたことは、4月から現場に立つ私にとって学ぶことが多く、有意義な時間となりました。生徒がどのような授業を好むのか、どのような活動を好むのか、といったことを肌で感じることが出来ました。匝瑳高校の方々、関係者の皆様、そしてUG先生、ありがとうございました。


 そして田邉先生、二年間本当にありがとうございました。この二年間で田邉先生から教わったことは一人で参考書を読んでいるだけでは学べないことばかりであり、私一人では何年もかかりそうな一歩の手助けをしていただきました。私の好きな漫画に載っていた「料理人にとって停滞は退化と同義」という言葉を見て、これは教師にも言えることだなと思いました。これから現場に立つにあたって、自分の枠にとらわれることなく、日々勉強をし新たなことにチャレンジしていく心を忘れないようにしたいと思います。明治学院英語教員の会など研修会にはできる限り参加していきたいと考えていますので、またお会いできることを楽しみにしています。(Real Human)

講演会の感想

昨日はUG先生に帯同させていただき,千葉県の某高校の研究授業に参加させていただきました。お忙しいなか,学生たちも参加させていただいたUG先生,某高校の先生方,本当にありがとうございました。

研究授業では2時間に渡り4人の先生の授業を拝見させていただきました。今回の授業はさらにALTの先生が加わり2人体制ですすめられ,どの先生方もコミュニケーション活動や指示の際には積極的に英語を使われていました。なかには文法の説明も英語でされている先生もおられ,高校での文法解説も分かりやすく説明することで生徒も理解できるという印象を受けました。生徒も工夫が散りばめられた活動では積極的に,楽しんで英語を使っている様子が伺われ,とても良い刺激となりました。また,ALTの先生がいるからこそできる活動もふんだんに盛り込まれており,大変勉強になりました。

UG先生と指導主事の先生による講評後,UG先生が音声学について,今後求められるアクティブ・ラーニングや4技能統合型の授業という視点を盛り込みながら講演されました。教師が音声学の基礎知識を体得していることは勿論のこと,その知識を教え込むのではなく生徒自身に気づかせるような授業を展開することはそう容易ではなく試行錯誤する必要性を実感しましたが,同時に面白いと感じたのも事実です。生徒に気づきを与えられるような授業のためにも,さらに自らの知識を増やしたいと思っています。

UG先生に帯同させていただいて様々な地域で研究授業を拝見させていただいておりましたが,高校に参加させていただいたのは今回が初めてでした。中学校と比較してもアクティブ・ラーニングや4技能統合といった授業を行うのは難しいように感じていた中,今回の授業拝見ということで,大変勉強になりました。今回感じたことを忘れずに,精進したいと思います。(Inaho)

fishing in troubled Middle Eastern waters

イランとサウジアラビアの対立の溝を埋めるため,中国とパキスタンは仲裁に入っているようです。この他にも,国際社会における仲裁の動きがあるようです。

China, Pakistan fishing in troubled Middle Eastern waters

China and Pakistan are stepping in to help ease tensions between Saudi Arabia and Iran after the two Middle Eastern powers severed diplomatic ties earlier this month. It appears that Beijing and Islamabad are coordinating their efforts to "soothe" the situation.

http://asia.nikkei.com/Politics-Economy/International-Relations/China-Pakistan-fishing-in-troubled-Middle-Eastern-waters

取り上げるのはfishing in troubled watersです。『スポーツからきた英語表現辞典』(大修館書店)によると,fish in troubled watersで「どさくさにまぎれて思うように事を運ぶ」(“to try to win an advantage from a difficult situation or from someone else’s problems”--Cambridge Dictionaries Online)という意味です。故事成語で言うところの「漁夫の利」に相当します。

同辞典によると,「嵐などで水が荒れた状態で釣りをする。◇非難する釣り師も多いが,魚の食いつきはいい」というところから来た表現です。おそらく,両国とも,対立の溝を埋めるために仲裁に入ると同時に,中国は中東各国における経済進出,パキスタンは,混乱の渦を自国に招き入れないための作戦であると言えます。(Kawada)

http://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/fish-in-troubled-waters

scintillating(復習)

The TelegraphにあったBMWのi3に関する記事からの引用です。すでに過去に採り上げられていますがscintillatingは「知的でおもしろい, 才気あふれた」という意味の形容詞(『プログレッシブ英和中辞典』小学館)。以前のブログではダルビッシュ選手とサイヤング賞投手Greinke選手の投げ合いを形容していましたが,今回はBMWの「英知を結集し、洗練されたパフォーマンス」を表しています。(Koyamamoto)

cf. http://d.hatena.ne.jp/A30/20120921/1348230401

An electrifying drive in the BMW i3
What happens when you cross a committed petrol head with the electric BMW i3? In this video, Jodie Kidd finds out
My love of fast cars is well-documented. Over the years, I’ve raced on some of the world’s finest circuits, driving all manner of vehicles that are designed for the sole purpose of ripping up the tarmac. But in this Telegraph film, the car I put through its paces is the BMW i3. This electric car is the German firm’s offer for eco-friendly urban motorists, generating zero CO2 emissions from its tailpipe and featuring an array of cutting-edge green technology.
Be in no doubt, the i3 remains every inch a bona fide BMW. It offers a scintillating performance, with a low centre of gravity and the rear-wheel-drive handling that has long been the manufacturer’s stock in trade.
http://www.telegraph.co.uk/sponsored/technology/technology-trends/12106465/bmw-i3-test-drive-video.html?WT.mc_id=tmgspk_td_1235_12106465&utm_source=tmgspk&utm_medium=td&utm_content=1235&utm_campaign=tmgspk_td_1235_12106465

講演会の感想

千葉県の教員研修に参加させていただきました。研修会でUG先生の講義を聴かせていただく中で、また、現役の先生方の授業を見学させていただく中で、英語の授業実践への新たな視点を得ることができました。本日のような貴重な機会の中で学ばせていただいたことは、これから英語教員として教壇に立つ自分にとって、とても有意義なものとなりました。
学ばせていただいたことは多くありますが、特に学びになったことは、授業冒頭に行う'Warming up'活動についてです。これまで、頭では理解していましたが、実際に見学をさせていただく中で、'Warming up'の活動は授業の雰囲気を作るのにとても効果があるものだと実感しました。本日の実践の中では、Tongue twister をやったり、単語を英語で描写してパートナーに伝えるアクティビティなどを先生方が実践されていましたが、この活動をしている生徒達はいきいきとしており、見ている自分も楽しい空気にのみこまれました。リピートや和訳のみで終わる授業にならないためにも、'Warming up'の活動を大切にしていきたいと思わされました。また、この活動を効果的にする為に、アクティビティの前にはしっかりと、表現などの知識を生徒に提供し、Input を行うという指摘をUG先生がされており、とても良い視点を得ることができました。今後、アクティビティを行う際には、「生徒が出来る」条件を確実に提供した上で行いたいと思います。自分の教育実習を振り返ってみても、「やらせて終わり」のアクティビティになっていたことに気づかされました。

また、UG先生のご講評の中で「プラスα」を心がけるということを学びました。例えば、問題の答えとなる英語をただ黒板に書かせて終わるのではなく、その後にコメントを加えたり、単語をリピートさせる際に、ペアで向かいあって手を叩かせてリピートさせたりすることや、単に黙読をさせるのではなく、時間などの負荷をかけることなどです。これによって学習を、より学習たらしめることが出来ると教えていただきました。自分がこれまでに行ってきた実践を、この視点を踏まえて今振り返ってみると、学習効果を高める工夫が少なかったと気づかされます。それぞれの活動をちょっとした「プラスα」で学習の効果上げることが出来るということがわかりましたので、この視点を今後、授業を作る際に忘れないようにしていきたいと思います。

貴重な機会をいただき、教員として大切な視点を学ぶことが出来ました。学びの場を与えてくださったUG先生、貴重な学びを与えてくださった先生方、本当にありがとうございました。(Dew)

helluva

オスカー賞受賞の候補者が2年連続で、全て白人であったことから、人種的な多様性に欠くなどの批判を受けていましたが、主催者の映画芸術科学アカデミーはこの批判を受け、2020年までに女性と人種的マイノリティーの会員を倍にすると発表しました。

Oscars diversity: academy to double female and minority members by 2020
(中略)
The initial response to Friday’s announcement was largely positive. Film-maker Ava DuVernay – a black woman whose film Selma was nominated for an Oscar last year, though she did not receive a nod for best director – responded on Twitter calling the move “one small step in a long and complicated journey for people of color [and] women artists”.
Shame is a helluva motivator,” she continued.

http://www.theguardian.com/film/2016/jan/22/oscars-diversity-race-minority-members-academy-awards


本日は記事より"helluva"を拾います。この語は、"a hell of a"の発音つづりであるとわかりました。"a (one) hell of a..."は「(話・ぞんざいに):(量・程度などが)ものすごい、どえらい;すごくいい」と定義されていました。Cambridge Dictionary On-lineには"extremely, or extremely big"とあります。Oxford Advanced Learner's Dictionary(8th)には、"a hell of a.../ a helluva..."の例文として、"The firm was in a hell of mess when he took over."や"That's one helluva big house you've got."などが挙げられていました。

『Wisdom英和辞典 第三版』では(話・ぞんざいに)、OALDには(slang)とあることからもわかる通り、あまり丁寧な表現ではないかと考えられます。同じくOALD には"hell"で"Its use is offensive to some people"とあるので使用には注意が必要かと思います。

日本に住んでいるとあまり身近には感じない人種差別に関わる問題ですが、これを機にどのような問題があり、どのような対策がなされているのかなど関心を寄せるようになりました。関連記事を追っていきたいと思います。(Dew)

minuteman

 米空軍兵が,核ミサイルに誤って一部を損傷させていたことが判明しました。核ミサイルの名前は"minuteman Ⅲ"であり,2014年に事故を起こしておりました。当事者の空軍兵はこの任務から解任されております。なお,損傷による外部への影響は確認されておりません。
 核ミサイルの名前に用いられている"minuteman"の意味を調べました。『Wisdom英和辞典第三版』(三省堂)には「(独立戦争時の)緊急召集兵」という意味がありました。Oxford Dictionariesには"A member of a class of militiamen of the American revolutionary period who volunteered to be ready for service at a minute’s notice"と定義されております。UShistory.org(http://www.ushistory.org/people/minutemen.htm)によると"minuteman"は,独立戦争以前にも活躍していたことが記されております(Ume)。

US nuclear missile damaged in silo by airmen in 2014

It says the incident happened on 17 May that year, but caused no injuries and did not pose any risk to public safety.
The Minuteman III intercontinental ballistic missile was removed from the silo which was operated by the 90th Missile Wing in remote area of north-eastern Colorado.
The air force gave no further details, saying the report was classified.
In a brief summary, it said the missile "became non-operational" during a diagnostic test on 16 May 2014, according to the Associated Press news agency.
The next morning a "mishap crew" chief "did not correctly adhere to technical guidance'' during troubleshooting efforts, "subsequently damaging the missile".
The team chief and two of his airmen - who were not named - were removed from duty after the incident, the summary adds.
All three later returned to work after being retrained.

http://www.bbc.com/news/world-us-canada-35388835