常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

gritty 復習

Soccer World Cupは日本は対コロンビア戦で初金星をあげました。

Colombia, which played with 10 men for the rest of the match, scored late in the first half on Juan Quintero's rolling but accurate free kick, which sneaked inside the right post. Osako's gritty determination led to a 73rd-minute header from Keisuke Honda's corner kick that gave Japan three points in Group H.

(以下省略)

http://www.asahi.com/ajw/articles/AJ201806200012.html

今回はgritty / gríṭi / を紹介します。文脈から「的確な」という意味と推測しました。

まずOxford English Dictionaryには、第一義に “Containing or covered with grit.” と定義されていました。しかしこれでは記事に当てはまりません。
次に第二義には “Showing courage and resolve.” とありました。こちらの方がしっくりきます。つまり「勇気のある」と言った意味でしょうか。

確認のため『ジーニアス英和辞典』第4版(大修館)で調べてみると「砂利の入った;砂のような」ありました。そして第二義に「勇気[根性]のある」とありました。また「肝の据わった」という訳もできます。ここでは後者の意味で使われています。

つまり、この単語は試合の後半に点を決めた大迫選手のことを表現していることがわかりました。(amphibian)

nitty-gritty lingo 復習 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から
nitty-gritty 復習 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から