常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

bid adieu to 復習

東京を代表する老舗ホテルの一つ「ホテルオークラ東京」は、2020年の東京オリンピックパラリンピックに向けて、本館部分を建て替えすることになり、最後の営業となった31日は大勢の人たちが訪れて別れを惜しみました。

Japan bids adieu to landmark that hosted presidents, stars

今回は、ニュースの見出しから表現を取り上げさせて頂きます。その表現は、“bid adieu”です。まず、“adieu”は、別の言語から来ていることが想像できます。調べてみると、フランス語から来ていました。そして、意味を確認してみると、『ジーニアス英和辞典第4版』(大修館書店)には、間投詞で「さらば、さようなら」、名詞「いとまごい、告別」と記載されていました。今回の場合、後者の意味を用いられています。“bid”と共に用いることで「さよならを告げる」という意味になると考えられます。また、“bid”と“adieu”の間に“The Hotel Okura”(ホテルオークラ東京)が省略されています。(Nao)

http://www.japantoday.com/category/national/view/japan-bids-adieu-to-landmark-that-hosted-presidents-stars