The Eagles have landed
楽天イーグルスが日本一を決めたときのJT(Kyodo)の写真+キャプションから。
http://www.japantimes.co.jp/sports/2013/10/21/baseball/eagles-reach-first-japan-series/#.Unod8aVTHck
この表現を聞くとジャック・ヒギンズの小説 "The Eagle has Landed"、もしくはそれを映画化した同名作品を真っ先に思い浮かべます。
しかし多くのアメリカ人にとってこの表現は、Apollo 11のニールアームストロング船長がThe Eagleという名のモジュールで月面着陸に成功したときにNASAとの通信で口にしたという記憶の方が強いかもしれません("Houston, Tranquility Base here. The Eagle has landed.")。
http://www.youtube.com/watch?v=Wxv7RHVDBeg
小説、映画の方のチャーチル首相の拉致は未完に終わりましたが、月面着陸の方は大成功。そこからこの表現は一般に「任務遂行」、すなわち、"Mission Completed/Accomplished"という意味で用いられるようになりました。
キャプションでは、The Eagles haveと個々を数える形になっていますが(cf. collective noun)、選手とともに一緒に手を高々と挙げて万歳をする選手、星野監督の姿が鷲を想起させ、同時に彼らの「ミッション」が完了したという2つの意味合いで用いられているのでしょう。(UG)