常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

2012-11-15から1日間の記事一覧

go down well with

go down well withは「〜によく受ける、認められる」という意味のPVです。習近平をリーダーとする新指導部は上海派がstanding committeeを占め、改革(民主化)を期待していた国民の受けはよくないだろうというのが専門家の見方のようです。詳しくは記事にあ…

ご指名質問:tantalisingly

ご指名質問を頂きました。お題は次のtantalisinglyについてです。Shinji Okazaki’s late winner against Oman took Japan tantalisingly close to the 2014 World Cup Wednesday, as Group A rivals Iraq also struck in the dying minutes to breathe life …

a third-force alliance

永田町があわただしくなってきました。橋下氏の動きが表面化して以来、耳にしないことがないほどよく聞く「第3極」ですが、NHKはa third-force allianceとしています。(GP)Amid criticism of Noda's hasty decision, DPJ executives are calling for part…

somersault

森光子さんの訃報記事を読むと、どん底から這い上がってこられた鋼のような心根を持った女優だったということが分かりました。彼女の十八番だった「放浪記」でのでんぐり返りをsomersaultと、NHKは表現していました。この単語を聞くとオリンピックの床運動で…

flatulence smell

イヤな臭いを除去するズボンが開発されたそうです。flatulenceは「ガスがお腹に溜まった状態」のことを指しますが、端的に言うと「おなら」のことです。これにsmellがつくと、おならに限らずstrong smells、つまり「きつい体臭」のことを指します。(UG)Pan…

standing committee

最近(というか時期的に)でしょうか、よく見かける表現です。standing committee、文字通りひな壇に立つ人々です。「常任、常設委員」などと訳されますが、中国の場合は「常務委員」です。(UG)China to inaugurate new party leadershipChina's Communist…

defuse the bomb

もはやnewsではありませんが、「信管を抜き取る」という表現を復習しておきましょう。 defusing the bomb、つまり「不発弾の信管を抜く、分離する」です。(EnDough)WWII bomb removed from Sendai AirportSENDAI--An unexploded bomb found last month at …

dent its reputation

ここはなぜdentという動詞が使われているのかな?卒論で忙しいEnDoughくん、どうぞ。(UG)Toyota Rolls Out New Global RecallTOKYO—Toyota Motor Corp. said Wednesday it will recall 2.77 million vehicles world-wide to fix shaft and water-pump defe…

wear

財務省と造幣局はバングラデシュの貨幣5億枚の製造を受注したと発表しました。電子マネーの普及などで国内では貨幣への需要が減っており、余った設備の活用や技術力の維持に役立てるのが目的です。 ここのwearはもちろん「着る」関係ではなく、「摩損する、…

grope

驚きました。早速、ネットでは話題になっていますが、本当のところはどうなのでしょう。gropeはもともとは「手探りする」("To feel with or use the hands")という意味ですが、いつのまにかこちらの意味で見かけることが多くなりました。(GP)NHK announc…

be off the hook

小沢一郎「国民の生活が第一」代表が勝ち取った「無罪判決」から2日後、側近だった3人も、無罪を求め上訴審(appellate trial)で抗弁をはじめました。be off the hookの由来は釣りや電話(受話器がはずれるところ)など諸説ありますが、"Relieved of a du…

fine-toothed comb#2

さきほど、ネイティブ・スピーカーの先生が担当する社会言語学の授業がありました。そこで読んだ論文で面白い表現がりました。Most of this research, however, has failed to examine men and men’s speech practices using the same fine-toothed comb wit…

tantalisingly close

日本は「中東の現実」にさらされながら、もなんとか白星をあげました。これでワールドカップに大きく前進したことになります。ここではtantalisingly (米 tantalizingly) closeと表現されていますが、このtantalisinglyの解説をOthelloくん、お願いします。…

sit down with an affront

西行巡礼キャンセル! 東名・横浜青葉インターに行ってびっくり。電光掲示版に「事故 海老名まで80分」とありました。そのまま、sit down with an affront(古くさい!)で行くか、それとも戻るかで逡巡しましたが、今回は無理をするなという天の配剤と思…

be out of town

体調がもどってきたので、これから調査旅行に出かけます。それでも若干の不安がなきにしもあらずなので、山口まで一挙に駆け抜けるのはやめ(約12時間! ロンドンまで行ける!)、今夜は姫路に泊まることにしました。クルマで行くのには理由があります。実…