常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

backwater

イギリスの新聞,Daily Mailのonline版に東北新幹線はやぶさについての記事がありました。以下はその引用です。
Japan has launched a brand new 186mph luxury bullet train, complete with a business class carriage modelled on airliners.
A network of cutting-edge Shinkansen train lines has been built up across Japan since the 1960s, and the island nation now hopes to sell the technology abroad.
The latest ultra-fast train, called 'Hayabusa' or Falcoln, will make two trips a day between Tokyo and Aomori, a scenic rural backwater on the northern tip of the main Honshu island.
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1363243/Hayabusa-new-luxury-186mph-Japanese-bullet-train-allows-passengers-travel-cabin-attendant.html

注目したのはbackwaterという単語です。辞書を引くと,backwaterには「辺地,僻地」という意味がありました(『ジーニアス英和辞典』第3版,大修館書店)。また,Oxford Advanced Learner's Dictionaryの用例を見てみると,a sleepy / quiet / rural backwaterと載っていました。このように,backwaterの前には「活気の少ない」「静かな」「田舎の」などといった少し落ち着いたイメージの単語が置かれるようです。記事では,a scenic rural backwaterという表現を用いて,東北新幹線はやぶさ”の車窓から見える青森ののどかで美しい景色を表しています。 “はやぶさ”の特徴は1)飛行機のファーストクラス級のサービスを受けられるグランクラスがあること,2)最高速度300km/hというそのスピードにあります。これらの特徴が,海外の注目を集めているようですね。最先端技術を搭載した“はやぶさ”からは,青森ののどかな景色はどのように見えるのでしょうか。
(ゼミ生b.m.)