常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

ドーナツ

ミスタードーナツポン・デ・リングが大好きなカメ女です。
今回は, doughnutにドーナツ以外の意味があることがわかりましたので紹介します。

doughnutには「ドーナツ」以外にdo doughnuts「車をスピンさせる」という意味があることが分かりました。(『ジーニアス英和辞典』第4版, 大修館書店) そういえば, アメリカでホストファミリーがお遊びで凍っているグラウンドの上で車をスピンさせてくれた際にdoughnutという単語が聞こえた気がしましたが, このような 意味があったのですね。

また, doughには「練り粉, パン生地,  こね粉状のもの」, 「お金, 現なま」という意味があります。have plenty of dough 「金に事欠かない」case-dough 「わずかの金」などが例としてあげられます。また, doughboyで「(第一次大戦時の)米軍歩兵」「ゆでだんご」という意味もあるようです(英辞郎 on the WEB)。

形容詞であるdoughyという単語には「こね粉のような」, 「柔らかい」, 「生焼けの」という意味があり, doughy with sleepで 「寝ぼけた」なども表現できます。 粉をこねて作った生地のように柔らかく締りがない状態という意味なのでしょう。

次回はpearさんです。   (ゼミ生 カメ女)