常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Chinese whispers 復習

 UG先生のお仕事を少しお手伝いさせていただいた際に、伝言ゲームのことを “Chinese whispers” ともいうことを学びました。どうしてこのような呼び名になったのか気になったので調べてみました。

 手持ちの紙辞書では見つからなかったため、電子辞書内蔵の『ジーニアス英和辞典』(第4版 大修館書店)で引くと、「(英)うわさ」という意味があることがわかりました。LDOCEには “the passing of information from one person to another, and then to others, when the information gets slightly changed each time” と定義されています。
 確かに伝言ゲームでは噂をささやく時のようにして隣の人に言葉を伝えていきますが、これだけではどうしてChineseが前につくのかがわかりません。そこでインターネットの力を借りることにしました。
 英辞郎on the WEBでは、「(ささやき声で伝える)伝言ゲーム、運動場やパーティーなどで行う子どもの遊び」と説明されており、語源については「中国語が意味のわからない言葉であるという固定概念から」とのことでした。中国発祥の遊びだからChineseがつくのではないかと予想していましたが、このような語源だったことが意外に思いました。
 以前、先生がブログで取り上げていらっしゃったものを拝見すると、他にもいくつか呼び名があることがわかりました。(aqua)

Chinese whisper - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から