常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

imperious 復習

錦織圭選手の全米オープンが終わりました。

Nishikori improved in the second set, coming to the net more often, but Djokovic was in imperious form. He fended off the only two break points he faced and broke the Japanese again for a 3-2 lead.

以下省略

http://www.asahi.com/sp/ajw/articles/AJ201809080025.html

気になったのはimperious /ɪmˈpɪəriəs/ です。文脈から「屈しない」であると推測しました。

ジーニアス英和辞典』(第五版、大修館書店)では「傲慢な、横柄な、尊大な、緊急の」とあります。また、LDOCEでは “giving orders and expecting to be obeyed, in a way that seems too proud” と定義されています。例文としてHis manner was abrupt and imperious.やI am stopped mid-anecdote by an imperious tap on my shoulder.が記載されています。goo辞書をみると、ラテン語のimperiosusが由来となっている事が分かりました。

錦織選手は残念ながら敗退となってしまいしたが、女子の方に目を向けると、大坂なおみ選手が日本人初の全米オープン決勝進出を果たしています。日本テニス界に新たな歴史が作られることを楽しみに待ちたいと思います。(seventh-dan)