常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

picket

カナダ オンタリオ州のある2校で、教師がストライキに入り,授業や登下校のバス、課外活動の授業が相次いでキャンセルされました。

今回取り上げる単語は“picket”です。カタカナとして大学紛争が盛んだったころには盛んに用いられたようですが,わたしたちの世代にはなじみのない単語です。『ジーニアス英和辞典第4版(大修館書店)』によると、名詞では、「監視員」「デモ参加者」「見張り」という意味があり、“picket line”で監視線という意味があります。動詞としては「労働者などを監視する」「〜に見張りを置く」という意味があります。

ブリティッシュコロンビア州でもこの“picket line”がよく張られているようです。その理由の一つとしてはLiving in Canadaによると、少し古い資料になりますが、全州と比較しても賃金が低いことが挙げられます。学校が再開されず、各家庭や子供たちへの勉強の遅れへの影響が心配されます。(lua
 
The 24,000 teenagers who attend public high schools in Durham Region won't be in classes today, as Durham District School Board (DDSB) secondary teachers hit the picket lines.

http://d.hatena.ne.jp/A30/20140705/1404486273

http://www.cbc.ca/news/canada/toronto/durham-high-school-teachers-begin-strike-today-1.3039504

http://www.livingin-canada.com/salaries-for-secondary-school-teachers.html