常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

教採の報告

7月13日に教員採用試験を受けました。 受けたのは中学英語ですが、私の受けた自治体では中高は同じ問題です。

とある高校が私の試験会場で、集合は8時15分でした。1クラス30人だったのですが、9人も欠席者がいました。あと、教室の時計には紙が被せられていたので、腕時計は必須でした。教室には冷房がついていたので、とても涼しい環境で試験に望むことができました。

試験は、まず専門科目60分からでした。最初の大問3つはリスニングで開始10分後に放送が流れます。他の問題は、文法・会話が3つ、並び替え問題が2つ、長文問題が2つ、最後に学習指導要領です。

一次試験の中で一番不安だったのが専門だったので、まずは落ち着いて1問ずつ解いていくことを心掛けました。ですが、並び替えに時間を取られてしまい、時間配分が上手くいかず長文を焦って読むことになってしまいました。

専門終了後40分の休憩があり、次に一般・教職教養60分でした。前半30問が一般教養で、後半20問が教職教養でした。
過去問では無かった傾向の問題が数問ありました。

一般・教職では、スムーズに解くことができ時間が余ったので、数学の計算問題に時間を費やすことができました。これは、覚えて無ければ解けない問題ばかりなので、分からなくて1つの問題に時間をかけるのではなく、とりあえず全部解いてから分からなかった問題に戻る方が効率がいいと思います。

そして、また40分の休憩があり、最後に論作文でした。私の自治体は45分で800文字。テーマは「キャリア教育」で特に人間関係形成・社会形成能力に焦点を当てて、どの場面でどんな活動を行いたいか、具体案を求めるものでした。

人間関係形成や社会形成に関しては、学校での個人指導で何回か書いたことあるものだったので、悩むことは無く書けました。

今回受けてみて、どの分野も何度も解いて書いてみて、自分のペースを知り慣れることが大切だと思いました。そうすれば、分からない問題があっても落ち着いて解いて後でやり直す余裕ができると思います。また、論作文はいろんな分野でたくさん書いて、アイデアの引き出しをたくさん作ることが必要です。特に私の自治体は、45分という短い時間の中で書かないといけないので、じっくり考えている余裕はありません。どれだけ引き出しを持っていて、すぐに開けられるかがカギだと思います。

どんな結果でも、引き続き勉強を続けてもっと知識と情報量を増やしていこうと思います。(Saki)