常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

教育実習感想 専大 #2

5月下旬から6月上旬にかけて母校の県立高校に3週間教育実習に行ってまいりました。受け持った授業はCommunication English I (CE I)で1年生3クラス(普通科2クラス、外国語科1クラス)です。

教育実習初日と2日目はどの授業もテスト返しでしたので、他の先生方の授業を一切見学することなく、実習3日目の1限から教壇に立ちました。

全部で29コマ授業をしましたが、先生方のご講評で初めて自分の授業の改善点が見えてきました。特に授業中での話し方です。ある先生から「話し方が予備校の先生みたい」とのご指摘を受けました。私自身、普段のアルバイトは某学習塾で集団授業と個別授業の英語を受け持っているのですが、その教え方が表面に出てしまい、学校側の方針である「生徒に英語を身につけさせる」ことではなく「どうやったら点が取れるか」と中心とした授業をしてしまっていました。指摘を受けてからは「入試」や「テスト」といった言葉を授業中使わずに進めていくようにしました。

新出語句を確認する授業ではUG先生の応用言語学特殊講義で学んだことを元にして、単語の第1強勢を発音するときにペアで手を叩き合うという活動を取り入れてみたのですが、これに関しては研究授業に来て下さった先生方全員に今までにない面白い活動ということで良いご講評を頂きました。UG先生ありがとうございます。

教壇以外での反省点は、生徒とのコミュニケーションがうまくとれなかったことです。教壇が始まると指導案の書き直しや教材の準備で忙しく、実習中は一切部活動には参加しませんでした。唯一生徒と机から離れて話せたのは掃除の時間でしたが、思うようにはいきませんでした。掃除中に携帯・スマホをいじっていたり、サボっていたりする生徒が多く、まだ1度も話したことのない生徒との最初の会話が注意になってしまいました。出来る限り否定語を使わずに注意はしましたが、それでも何人かの生徒には無視されてしまうこともありました。掃除は2日目から担当しましたが、実習開始して間もない頃にこういうことがありましたので、自分から生徒に話しかけるという行為自体に臆病になってしまいました。

実習期間中には体育祭を挟んだので、学校行事での生徒指導や準備といった教師の仕事を知ることができました。さらに実習終了1日前には非常事態が発生し、そういった時に先生方がどういう動きをするのかを間近で見て、自分もその先生方と同じように非常時の対応をし、見るだけでなく動いて仕事を学ぶこともできました。とても貴重な経験となりました。

3週間は長いようで短いという言葉を初日に指導教諭から伝えられましたが、私にとっての3週間はまるで1か月のようにとても長く感じました。楽しいことよりも辛いことの方が多かったように思います。しかしこの辛い経験をしたからこそ、改めて教育に携わる仕事の大変さを理解できました。自分を主観的、客観的にも見つめ直すことができたこの3週間は自分にとって大きな成長になりました。(Mickie)