常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

地域学習支援ボランティア団体の活動に参加して(Sugiuchi)

昨日,田邉先生,GP君,学部生2名と共に,とある市立中学校で行われている地域ボランティア団体の活動に参加してきました。活動内容は「スローラーナー」の学習支援です。教科は数学と英語の2教科ですが,私たちは英語のほうに参加しました。

参加人数は約20名弱,定期テストの前とあって多くの生徒が集まっていました。生徒は入室すると,自習プリントを取り,いくつかある8人がけの机のどれかに自由に座り,勉強を始めます。指導者は状況に合わせて,生徒の学習指導に当たります。1対1とまでは行きませんが,形態が個別指導に近く,指導者と生徒との距離が近いのが印象的でした。

全体を通して感じたことは多くありましたが,特に強く感じたのは「指導法の違い」です。昨日参加していた指導者は約8名いましたが,問題一つ一つを懇切丁寧に教える方,演繹的な指導をされてから問題をやらせる方,とにかくまず生徒にやらせてみる方など,それぞれがそれぞれの指導法を展開されていました。生徒のニーズにも合わせているのでしょう。まだ学生である私としては,色々な経歴を持った方の指導を間近で見ることができるのは,大変勉強になります。このような経験はなかなかないので,買ってでもしていきたいと思います。

最後になりましたが,地域ボランティアを運営されている方々,そしてこの活動に連れて行ってくださった田邉先生に感謝申し上げます。(Sugiuchi)