常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

2011年度通訳コンテストを終えて(yori-money)

先週の土曜日に行った通訳コンテストについて述べさせて頂きます。私自身が考える反省点は2点あります。

まず一点目です。他のゼミ生が述べているように私も一番の敵である「緊張」にのまれてしまいました。他の通訳者が訳すのを見ている側にいたときは,私ならこのように訳すだろうなと考える程の余裕があったのですが,いざ自分が皆の前に出て,訳出をしようとしてもまず緊張のあまりにスピーカーの方が話している内容をうまく掴むことが出来ませんでした。また自分自身が発している言葉の内容も分からないくらい頭が真っ白になってしまい,上手く話の根底を掴み伝えることが出来ませんでした。後悔のほかありません。

二点目はメモに集中しすぎてしまったことです。細かいことまできちんと訳そうと意気込みすぎてしまい,スピーカーの話に耳を傾けるよりもメモをとることに必死になってしまい,スピーカーの方々とのコミュニケーションをとることが出来ませんでした。その為か話の根底,スピーカーの方々が何を一番伝えようとしているのかを掴むことなく,聞こえたままの文を訳出してしまいました。今思えば,伝えようという気持ちよりもどうにか訳出しようとしていただけで,本質を伴っていない「通訳」をしてしまったと思います。

どちらの反省点にも心の余裕がないことが根源だと思います。L-bow君も述べていたように,普段から英語に対する自信を持っていれば心に余裕ができ,スピーカーの方々の話をうまく伝えることができたと思います。今回の反省を機に今後は今まで以上に英語学習に取り組みたいと思います。

今回お忙しい中素晴らしい講演をして下さったMr.R.C,坂本先生,審査員の田邉先生,横瀬先生,小林先生,私たちの為にコンテストを開催して下さったSugiuchiさん,GPさん,会場にお越し下さった皆様,本当にありがとうございました。(ゼミ生yori-money)