常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Othello's Travels――Diggin' in the crates

わたしにとって神田は,たいていラーメン二郎神保町店か,専修大学神田校舎に行く時しか行かない街です。同じ東京だけれども,東京のWest side出身のわたしからしたら,土地勘もあまりない。しかし,今回はしっかり目的を持ち,颯爽と九段下の駅を登りました。
そうです。東京名物神田古本まつりです。今回は,神田古まつりの様子を報告して,収穫したものを少し載せたいと思います。まずは,入口。ここから始まります。

右に見えるのは,聖地の看板。

Digしていると時間を忘れます。

やはり英語を修業する者にとっては,神田にある小川図書は聖地であります。

常時英心。付箋が貼られた辞書がありました。どなたのかは,わかりませんが,勉強した軌跡を見ることができて,感銘を受けます。小川図書の店先にて。

収穫物。探していた斎藤勇先生の『英詩概論』(研究社,1977年)にも出会えました。ドナルド・キーン先生の『新改訂版 会話作文英語表現辞典』(朝日出版・1986年)は,Quick Translationの勉強にも良さそう。小泉八雲先生の暗唱の教科書は,毎朝の音読ワークにピッタリです。ちなみに今回の収穫物で一番うれしかったのは,Pocket Oxford Dictionary 3rd Eds.。第3版なので安価で買えました。
小学校の時,「本は借金してでも買え」と祖父に言われましたが,今回は,財布と相談をして家路につきました。今週中にもう一度行って来ようかと思います。Diggerの血が騒ぎます。(Othello)