言葉が育てた「頑張る」心
拓殖大学が1999年に制定した高校生と留学生を対象にした作文コンクール「後藤新平・新渡戸稲造記念国際協力・理解賞コンクール」の最優秀賞作品が本日付の読売新聞に掲載されていました。
シャロニ・アショファさんは日本の成長は「頑張って下さい」と「お疲れ様」という言葉のおかげだと言っています。「頑張って下さい」という言葉が無意識の領域に入って,日本人の「頑張る」性格が作り上げられ,「お疲れ様」と頑張った人を表彰することでねぎらう。このサイクルが日本にしかない強みだとシャロニさんは感じたそうです。Phatic expressionと思われている言葉でも,一つ一つ重みがあると感じた日曜日の朝でした。(Sugiuchi)