常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

TOEICグループインタビュー報告

ゼミ生3年のpearです。11月4日に行われたTOEICグループインタビューに行ってきました。遅くなってしまいましたが,報告並びに感想を述べさせていただきます。
まずこの企画は,それぞれ異なる大学から7名の大学生を集め,TOEICについてグループインタビューを行うというものです。そしてそこで得た情報をもとに,今後TOEICテストを受験する学生向けのDVDを制作するのが本企画の目的となります。場所は,赤坂見附駅からすぐのところにある国際ビジネスコミュニケーション協会TOEICの本部)のオフィス。参加者はK女子大学,S大学,J大学,S女子大学,T工科大学,H大学の方々でした。今回の経験を通じて,多くの事を学ぶことが出来ました。以下に,3点に分けて書かせていただきます。
1点目は様々な人に出会えたことです。集まった7人は大学が違えばタイプも様々で,英会話サークルの代表を務める理系の方や1年生,まだTOEICは受けたことがない方,そして帰国子女の方まで幅広く学生が揃っていました。自分とは異なった立場の学生と英語について2時間も深く話し合うということは普段なかなか経験できません。
次に参加者全員のTOEIC受験,さらには英語学習に対する目的意識の高さです。私自身は日々の学習の成果を測るための1つの手段としてTOEICを定期的に受験するようにしていますが,他の方も将来の海外でのキャリアや留学を意識しているとのことでした。また洋楽や洋書,英会話サークル,英語を使うアルバイトなどそれぞれにあった勉強法をいきいきと語る姿からみなさんの英語に対する興味の強さや情熱を感じました。
最後は何事にも一生懸命な姿です。終盤にTOEICテストに関する話題以外にも最近夢中になっていることを話す時間があったのですが,集まったみなさんは英語学習に熱心なのはもちろんのこと,趣味など他のことに対しても一生懸命取り組まれていることが強く伝わってきて非常に印象的でした。物事に対する興味・感心を忘れないこととそれを実行する集中力が大切なのだと感じさせられました。これは英語学習に限らず人生においてもいえるのではと思います。
普段はなかなかできない貴重な体験をさせていただいたことに深く感謝を表すとともに,今回受けた刺激を無駄にしないよう,「井の中の蛙」ではなく向上心を持って自分から突き進んでいきたいと思います。田邉先生,TOEICの岩本さま,心よりお礼を申し上げます。(ゼミ生 pear