常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

ティーチャーズカレッジ10/23(gacha編)

10月23日(土),2週間に1度開催される神奈川ティーチャーズカレッジに参加してきました。全13回の研修講座の内,今日はその5回目です。
今回の講義は「学校と地域の協働による活動」をテーマに行われ,外部講師の方々をお呼びし,学校とどのような交流をされているのか,実践報告聞かせて頂きました。ある市の商店街の方々は,「市花 ひまわり」を通して子どもたちと交流されています。実際に小学校の子どもたちと共に,ひまわりの栽培,収穫を行い,そこからひまわりを材料にバイオ燃料等を作る活動をされているそうです。学校側からの一方的なアプローチではなく,商店街(地域)の方々からの学校に対する積極的な姿勢を感じ取ることが出来ました。
また,今回のテーマ「学校と地域の協働による活動」は,神奈川県教育委員会の基本理念とも深く関係しています(主催が神奈川県なので当然ですが)。同県では,基本理念の1つとして「個性・共生・共育(ともいく)」を掲げ,「ふれあい教育」の一環として家庭・地域・学校で,自然や人とのふれあいによる体験的な活動を重視されており,上記の様な地域との交流で子どもたちの人間的な成長を促すことが目的の一つです。
“学校”と“地域”との交流と聞くと,両者が別々のもののとして関り合うイメージがありましたが,講座を受ける中で,学校も地域の一部であり,2つは常に関り合っているものという事を改めて感じました。以下,神奈川県総合教育センターの職員の方が提示された言葉です。
「子どもは家庭で育ち」,「子どもは学校で学び」,「子どもは地域で伸びる」
「学校が地域をつくり」,「地域が学校をつくる」,そこで「学校と地域の協働による活動が」生まれる。
(ゼミ生 gacha)