常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Persimmonの教員採用試験報告

申し遅れましたが,私persimmon柿生は昨日神奈川県教員採用試験を受けてきました。会場は東白楽駅の近くにある,神奈川工業高校です。今回私が受けたのは,教職・一般教養と論作文です。そこで,今回はその2つの試験の感想を述べたいと思います。
まずは教職教養です。試験問題のレベルとしては,例年に比べ高くはないと感じました。その理由として,今回はとても基本的な知識問題が多く盛り込まれていたことがあげられるかと思います。さらに私の得意分野である教育心理から多く出題されたので,そこで点数を稼ぐことが出来ました。そして敬遠されがちな教育法規からも多く出題がされていましたが,頻出する憲法・法令は限られているので思ったより,難易度が高いという印象は受けませんでした。しかし,私が上記のように思っているということは他の受験生も同じような事を思っているはずです。よって,今回のテストの平均点は例年より高くなるのではないかと考えられます。
続いて,一般教養に関してお話させていただきます。今回私の印象に残ったのは日本史・地理といったいわゆる社会科学の問題です。特に,日本史は歴史の流れを問うものが多かったので,うろ覚えだと正解にたどり着けません。歴史の細かいところまで覚えておく必要はありませんが,大まかな流れだけでも抑えておくことが大事であると痛感しました。自然科学の分野については,例年通りであるという印象を受けました。今回は天体についての出題がありましたが,ここは多くの受験生が手の回らない範囲です。基本事項だけでもいいので,全体に目を配ることが試験対策としては大事になってくると思いました。
最後に論作文についてです。論題については昨日gacha君が言及していたので今回は省略させていただきます。私は論理的に物事を考えることが苦手なので,まず出題者が何を求めているのだろうかという事を取り間違えないように注意しました。そして,序論・本論・結論といった形式を崩さないように何を書くか最初の10分で案を練ります。そして,田邉先生に教わった,文章を書く上での縦糸(首尾一貫性)と横糸(日本語の流れ)を意識して本文を書いていきました。内容の充実度を上げるために大事なことは,アイデアの引き出しの多さです。よってこのような時に何を書いて良いかわからなくならないように,常日頃色々なことを吸収していく姿勢が大事だと思いました。
全体的な感想として,基礎的な問題が多かったです。よって,おのずと平均点は上がってくると予想されます。他との競争になるので,自分が何点取れているかがとても気になるのが正直なところです。しかし,ベストは尽くしてきましたので悔いはありません。結果は26日に発表されます。それまでは,次の段階(2次対策)へと切り替え,一生懸命に取り掛かっていきたいと思います。(ゼミ生persimmon柿生)