常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

camel授業準備「身体性」

camelです。今日は日曜日でしたが,来週から始まる授業の教材研究に追われていました。
        
言語材料をどうやって教えようか悩みますが,いつも単調な授業にだけはならないよう心掛けています。特に,学習者が若くなるほど集中力の持続時間は短くなるので,生徒の注意を引くために様々な工夫が必要です。
生徒の関心を集めるための工夫は五万とあると思いますが,以前「英語科教育論」で,田邉先生にポイントを一つ教えていただきました。それは「身体性」です。先生は授業で学生が「脳」だけではなく「体」も使うような仕掛けを授業のあちこちに用意されています。例えば,先日の記事にもあったように歴史的に貴重な文献をわざわざ運び込んで,学生に直に触らせるといった具合です。雨の日でも,風の日でも先生が手ぶらで教室に行く日はありませんし,それもやはり先生が「身体性」を授業内で意識されているからだと思います。
自分もまだ見習いのレベルですが,「身体性」を活かした授業をして生徒のハートをがっちりと掴みたいと思います。(ゼミ生 camel)