常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

jump-

昨日携帯を紛失し,使われていないか心配でjumpyだった,Lbow-Shoulderです。
今回は,Asahi Weekly(2010年6月6日付け)のコラムである,Word Clipからjump-start(ed)という英語表現を取り上げます。以下はその引用です。
「jump-startは元々,車のバッテリーが上がったときに,別の車のバッテリーとjumper cableでつないだり,後ろから押したりして,エンジンを始動させること。そこから転じて「再始動させる」「活性化する」という意味で使う。自動車レースのフライングを意味する「ジャンプスタート」は和製英語で,英語の動詞はjump the gunというので要注意。」
ちなみに『ジーニアス英和辞典』(第4版,大修館書店)によると「押して[他の車のバッテリーと連結して]<車の>エンジンをかける,…に活を入れる,刺激を与える」とあります。ところで,以前にもjumpを使った単語がありましたよね。そうです,persimmon先輩が4月6日に採り上げたjump ship「離党する」です(http://d.hatena.ne.jp/A30/20100406/1270527204)。
この記事を読んだ時,様々なことが思い出されました。「これ,やった!」と感じることで,ネットワークが少しずつ繋がってきていることを実感します。(ゼミ生 Lbow-Shoulder)