常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Cherry-well教育実習5日目

報告が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。金曜日の報告です。金曜日1日過ごして学んだことは,「指示を明確にすることの大切さ」でした。例を一つ挙げます。3年生の英語授業の一場面。音読のペアワークに入る前の教生仲間の指示です。
「(最初にペア間でじゃんけんをさせ,勝ち負けを決めてから)それでは,勝った人が,教科書の〜さんの台詞を,負けた人が〜さんの台詞を交互に読んで下さい。スタート!」
この指示を聞いて,田邉先生の授業を受けているみなさんなら,何が不足しているかすぐに分かりますね。その通り!今回の仲間の指示には,回数,又は時間が明確に述べられていなかったのです。果たせるかなこの指示を受けて,あるペアは「とりあえず1回ずつは交互に読んだけれど,何回やればいいのか分からないよ!」と言って,近くの別のペアに確認しながら,話し出してしまいました。
これに対して,教生を担当されている指導教官の先生は,普段からしっかり指示を明確にして出されます。生徒も,何を,どう,何回するかなどは即座に了解します。
以上のように,指示の出し方,明確さと短さ(簡潔さ?)は,授業構成のみならず,ひいては生徒の意欲にも大きな影響を与えるということを学びました。
さて,来週からいよいよ実際に教壇に立たせていただきます。今日の学びを実践に移せるよう努めていきます。(ゼミ生cherry-well)