常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

uncharted course 復習


 昨日のゼミでは、UG先生に「海図の無い進路」という表現を教えていただきました。日本語からもわかる通り、進むべき方向や目的地がわからない様子を表す言葉ですが、これを英語ではuncharted /`ʌntʃάɚṭɪd/ courseというそうです。『ライトハウス英和辞典』(第5版 研究社)で引くと「(普通は限定)(場所が)地図に載っていない;未踏の、未知の」とありました。例としては “uncharted waters (territory)” で「未知の領域」が取り上げられています。

 LDOCEには “not marked on any maps” という定義の他に“uncharted waters/territory/area etc” の形では “a situation or activity that you have never experienced or tried before” と説明されています。先程の例にあったwaters や territoryに加え、areaを使う場合もあることがわかりました。

 chartだけを見てみると、お馴染みの「図表、グラフ」以外にも、「海図;航空図」という意味があることが確認できました(『ライトハウス英和辞典』)。同英和辞典によると、chartの語源はcardと同じであり、「ラテン語で紙片の意」だそうです。どちらも綴りが似ていることから、もとを辿ると同じ語源であることに納得できました。(aqua)

venturing into the uncharted territory - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から
uncharted waters 復習 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から
pushed further into uncharted territory - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から
uncharted waters - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から