常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

error-prone 復習

 男子テニスの錦織圭選手がATPツアー・ファイナルの初戦でロジャー・フェデラー選手にストレート勝ちしました。

TENNIS/ Nishikori beats error-prone Federer in ATP Finals opener

LONDON--Roger Federer was handed the Sunday night prime time slot for the opening match of his 16th ATP Finals but fluffed his lines in an error-strewn 7-6(4) 6-3 defeat by Kei Nishikori.

以下省略

http://www.asahi.com/sp/ajw/articles/AJ201811120017.html

 error-proneを取り上げます。error「誤り」とprone「傾向がある」という単語がハイフンでつながれて形容詞になっているものです。これらの単語の意味と、記事の内容から「不調の」という意味ではないかと考えました。
 英辞郎 on the WEBで検索したところ、「間違い[エラー]を起こしやすい[が発生しやすい]、間違いの元で、失策の多い、変異性の」とありました。また、インターネット上のOxford Dictionariesでは“Tending to make or cause errors.”と定義されています。「不調な」という意味で解釈しても問題ないのではないかと思いましたが、ニュースを確認したところ、コートに上手く適応できなかったことが原因でミスが多くなってしまったと報じられていたので、ニュアンスが少し違うかもしれません。(Blue Sky)