常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

stake out 復習

先日の正規授業で用いた教科書の振り返りをしていたところ、ある句動詞が目に止まりました。それがstake outです。何となく見たことのある表現でしたが、すぐに意味が思い浮かばなかったので以下で確認していきます。

Cambridge Dictionaryを引くと、“to claim ownership of or a particular interest in something.” “to secretly watch a place, esp. for illegal activity.” とあります。

次に The Free Dictionaryでは、“to keep someone or something under the surveillance.” と、上記の定義に付け加えられた部分が記載されていました。

また、手持ちの辞書『スーパーアンカー英和辞典』(第五版、学研プラス)には、「(場所)に杭を打って仕切る、〜の場所取りをする、(警察が)場所を見張る、張り込む」とあります。

総括すると、句動詞のstake outは「(席、場所)の確保をする、見張る、張り込む」などの意味が含まれ、“stake out a claim or position” と表記される際は「(〜に関する)立場を明確にする」と訳されることが分かりました。(bro-taro-world @ Calgary)

ちなみに名詞のstakeoutは、“on a stakeout” という形で「張り込み中」と表されます。(goo辞書)


stake out #5 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

stake out #4 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

stake out #3 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

stakeout - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

stake out - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から