常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

jump the gun 復習

夏の語学研修プログラムの中には、一冊の本を読み進めて議論やプレゼンをするLiterature Circleという授業があります。私のクラスで与えられた本は “WORLD WAR Z – Max Brooks” で、主にゾンビ世界の実体やapocalypse について取り上げているのですが、小説ものということもあり様々な表現やフレーズが記されています。

今回はその中の1つ jump the gunを紹介します。初めの予測としては、jumpの定義から「早まる」といった解釈をしました。以下で確認していきます。

Cambridge Dictionary では、イギリス英語での定義が “to do s.t. soon, especially w/o thinking carefully about it” となっていて、アメリカ英語が “to act too soon or before the right time” とされています。念のため、Collins English Dictionaryを再度引くと、“(of a runner, etc) to set off before the starting signal is given” と記載されていました。

以上のことから、jump the gunで「フライングをする、早まった行動をする」となり、「早とちり」にも当てはまるかと思われます。以前、裏ゼミで学習したjump on the boardもここで思い出されますが、この他にもjumpを使ったフレーズは過去ログに多く載っていたので、1つ1つ抑えておきたいです。(bro-taro-world @ Calgary)cf. jump the fads, jump the tracks, jump through the hoops


jump the gun 復習 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

早すぎてもフライング jump the gun - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から